5.6. Bare Metal Provisioning サービスでのポートグループの設定
ベアメタルノード向けのポートグループ機能は、このリリースでは テクノロジープレビュー として提供しているため、Red Hat によって完全にはサポートされません。これは、テスト目的にのみご利用いただく機能で、実稼働環境にデプロイすべきではありません。テクノロジープレビュー機能の詳細は、対象範囲の詳細 を参照してください。
ポートグループ (ボンディング) の機能により、複数のネットワークインターフェイスを単一の "ボンディングされた" インターフェイスに統合することができます。ポートグループの設定は常に、個別のポート設定に優先します。インターフェイスの接続中には、ポートグループの優先度はポートよりも高くなるので、最初に使用されます。現在、インターフェイスアタッチメント要求で、ポートまたはポートグループのどちらを優先するかを指定することはできません。ポートグループが利用可能な場合は、インターフェイスアタッチメントはそれを使用します。ポートのないポートグループは無視されます。
ポートグループに物理ネットワークがある場合には、そのポートグループ内の全ポートに同じ物理ネットワークを使用すべきです。Bare Metal Provisioning サービスは、configdrive を使用してインスタンスでのポートグループの設定をサポートしています。
Bare Metal Provisioning サービス API バージョン 1.26 以降では、ポートグループ設定がサポートされています。
ベアメタルのデプロイメントでポートグループを設定するには、スイッチ上でポートグループを手動設定する必要があります。スイッチによって名前が異なる場合があるため、スイッチ上のモードとプロパティーが、ベアメタル側のモードとプロパティーに対応している状態にする必要があります。
iPXE を使用してデプロイメントを起動する必要がある場合、プロビジョニングとクリーニングにはポートグループを使用できません。
ポートグループのフォールバック機能により、接続でエラーが発生した際に、1 つのポートグループ内の全ポートを個々のスイッチポートにフォールバックさせることができます。スイッチがポートグループのフォールバックをサポートしているかどうかに応じて、--support-standalone-ports と --unsupport-standalone-ports のオプションを使用することができます。
5.6.1. 前提条件 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
- RHOSO 環境には、Bare Metal Provisioning サービスが含まれています。詳細は、Bare Metal Provisioning サービス (ironic) の有効化 を参照してください。
-
cluster-admin権限を持つユーザーとして、RHOCP クラスターにアクセスできるワークステーションにログオンしている。 -
ocコマンドラインツールがワークステーションにインストールされます。
5.6.2. Bare Metal Provisioning サービスでのポートグループの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
複数のネットワークインターフェイスを単一のボンディングされたインターフェイスに集約するポートグループを作成します。
手順
ワークステーションから
OpenStackClientPod のリモートシェルにアクセスします。$ oc rsh -n openstack openstackclientポートグループを作成します。
$ openstack baremetal port group create \ --node <node_uuid> --name <group_name> \ [--address <mac_address>] [--mode <mode>] \ --property miimon=100 --property xmit_hash_policy="layer2+3" [--support-standalone-ports]-
<node_uuid>をこのポートグループが属するノードの UUID に置き換えます。 -
<group_name>をこのポートグループの名前に置き換えます。 -
オプション:
<mac_address>をポートグループの MAC アドレスに置き換えます。アドレスを指定しない場合には、デプロイされるインスタンスのポートグループアドレスは Networking サービスのポートと同じになります。Networking サービスポートを接続しないと、ポートグループの設定は失敗します。 -
オプション:
<mode>をポートグループのモードに置き換えます。 - グループがスタンドアロンポートへのフォールバックをサポートするかどうかを指定します。
注記ポートグループは、手動でスタンドアロンモードに設定する必要があります。そのためには、イメージ内で設定するか、
configdriveを生成してノードのinstance_infoに追加します。ポートグループの設定が機能するには、cloud-initバージョン 0.7.7 以降を使用している必要があります。-
ポートをポートグループに関連付けます。
ポートの作成中
$ openstack baremetal port create --node <node_uuid> --address <mac_address> --port-group <group_name>ポートの更新中
$ openstack baremetal port set <port_uuid> --port-group <group_uuid>
cloud-init対応のイメージまたはボンディングをサポートしているイメージを提供することにより、インスタンスを起動します。ポートグループが適切に設定されているかを確認するには、以下のコマンドを実行します。
# cat /proc/net/bonding/bondXXは、cloud-initが設定済みの各ポートグループに対して自動生成する番号です。0で始まり、ポートグループを設定するたびに 1 つずつ増えます。openstackclientPod を終了します。$ exit