5.7. ノードの手動によるクリーニング


Bare Metal Provisioning サービス (ironic) は、プロビジョニング解除時にノードを自動的にクリーニングして、プロビジョニングの準備をします。必要に応じて、特定のノードで手動のクリーニングを実行できます。ノードのクリーニングには 2 つのモードがあります。

  • メタデータのみのクリーニング: ノード上の全ディスクからパーティションを削除します。メタデータのみのクリーニングモードは、完全なクリーニングより高速ですが、パーティションテーブルのみを消去するため、セキュリティは低くなります。このモードは、信頼済みのテナント環境でのみ使用してください。
  • 完全なクリーニング: ATA のセキュア消去を使用するか、細断処理を行って、全ディスクから全データを削除します。完全なクリーニングが完了するまでは、数時間かかる場合があります。

手順

  1. ワークステーションから OpenStackClient Pod のリモートシェルにアクセスします。

    $ oc rsh -n openstack openstackclient
  2. ノードの現在の状態を確認します。

    $ openstack baremetal node show \
     -f value -c provision_state <node>
    • <node> をクリーニングするノードの名前または UUID に置き換えます。
  3. ノードが manageable 状態ではない場合は、manageable に設定します。

    $ openstack baremetal node manage <node>
  4. ノードをクリーニングします。

    $ openstack baremetal node clean <node> \
      --clean-steps '[{"interface": "deploy", "step": "<clean_mode>"}]'
    • <node> をクリーニングするノードの名前または UUID に置き換えます。
    • <clean_mode> をノードで実行するクリーニングのタイプに置き換えます。

      • erase_devices: 完全なクリーンを実行します。
      • erase_devices_metadata: メタデータのみを消去します。
  5. クリーニングが完了するまで待ってから、ノードのステータスを確認します。

    • manageable: クリーニングが成功し、ノードをプロビジョニングする準備ができました。
    • clean failed: クリーンは失敗しました。失敗の原因は、last_error フィールドを調べてください。
  6. openstackclient Pod を終了します。

    $ exit
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