16.2. 自動プルーニング機能付き正規表現
Red Hat Quay 管理者は、正規表現 (regex) を利用して、組織レベルとリポジトリーレベルの両方の自動プルーニングポリシーのタグのサブセットを一致させることができます。これにより、特定のイメージタグのみを削除対象とする、よりきめ細かい自動プルーニングポリシーが提供されます。自動プルーニング機能で 正規表現 を使用する場合は、次の点を考慮してください。
- 正規表現 はオプションです。
- 正規表現 が指定されていない場合、自動プルーナーはデフォルトで組織またはリポジトリー内のすべてのイメージタグをプルーニングします。これらはユーザーが提供するものであり、ReDOS 攻撃から保護する必要があります。
- レジストリー全体のポリシーは現在、正規表現 をサポートしていません。組織レベルおよびリポジトリーレベルの自動プルーニングポリシーのみが 正規表現 をサポートします。
- 正規表現 を設定すると、指定された 正規表現 パターンに一致するイメージ、または 一致しない イメージをプルーニングできます。
次の手順の一部では、自動プルーニングポリシーを作成するときに参照として使用できる、正規表現 を使用した自動プルーニングポリシーの例を示します。