4.3. コマンドラインインターフェイスを使用してカスタム SSL/TLS 証明書を設定する
SSL/TLS は、コマンドラインインターフェイス (CLI) を使用して config.yaml
ファイルを手動で更新することで設定する必要があります。
前提条件
- 認証局を作成して証明書に署名している。
手順
証明書ファイルとプライマリーキーファイルを設定ディレクトリーにコピーして、それぞれ
ssl.cert
とssl.key
という名前が付けられていることを確認します。cp ~/ssl.cert ~/ssl.key /path/to/configuration_directory
次のコマンドを入力して、設定ディレクトリーに移動します。
$ cd /path/to/configuration_directory
config.yaml
ファイルを編集し、Red Hat Quay で SSL/TLS を処理するように指定します。config.yaml
ファイルの例# ... SERVER_HOSTNAME: <quay-server.example.com> ... PREFERRED_URL_SCHEME: https # ...
オプション: 次のコマンドを入力して、
rootCA.pem
ファイルの内容をssl.cert
ファイルの末尾に追加します。$ cat rootCA.pem >> ssl.cert
次のコマンドを入力して、
Quay
コンテナーを停止します。$ sudo podman stop <quay_container_name>
次のコマンドを入力してレジストリーを再起動します。
$ sudo podman run -d --rm -p 80:8080 -p 443:8443 \ --name=quay \ -v $QUAY/config:/conf/stack:Z \ -v $QUAY/storage:/datastorage:Z \ registry.redhat.io/quay/quay-rhel8:v3.13.1