1.4. 既知の問題
現時点で Red Hat Satellite 6.11 には、以下の既知の問題が存在します。
- Satellite インストーラーを使用して信頼されたプロキシーを設定できない
ホストの登録またはプロビジョニングに Capsule を使用する場合は、Capsule の IP アドレスを Satellite Server で信頼されるプロキシーの一覧に追加する必要があります。ただし、信頼されたプロキシーを設定するインストーラーオプションは利用できません。
この問題は Satellite 6.12 以降で解決されています。
- すべてのデータが削除された無効な Puppet を再度有効化できない
Puppet プラグインが
-f, --remove-all-dataの引数で無効になっている場合に、再度プラグインを有効化しようとすると、Satellite maintain が失敗します。BZ#(2087067)
- Satellite Web UI で検出されたホストをプロビジョニングするときに、ホストグループからの情報が完全に継承されない
検出されたホストをプロビジョニングするときに、ホストグループを選択してホストエントリーをカスタマイズしようとすると、多くの重要な情報が失われます。これにより、デプロイの試行が失敗します。
回避策として、次のいずれかのアクションを実行してください。
hammer を使用してホストをプロビジョニングします。
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 詳細は、Hammer CLI ガイド の hammer discovery provision を参照してください。
- 検出ルールを設定し、自動プロビジョニングを有効にして、検出されたホストをプロビジョニングするために手動で介入する必要がないようにします。詳細は、ホストのプロビジョニング の Discovery ルールの作成 を参照してください。
BZ#(2069324)
foreman-discovery-imageパッケージのインストールにより RHEL 8 FIPS モードが失敗するFIPS モードが有効になっている RHEL8 に
foreman-discovery-imageをインストールすると、パッケージのインストールが失敗し、does not verify: no digestというエラーメッセージが表示されます。回避策として、
rpm2cpio foreman-discovery-image-XYZ.rpm | cpio -idmvを使用して手動で ISO を抽出します。次に、以下の手順に従って ISO を PXE ファイルに変換します。-
ln -snf foreman-discovery-image-XYZ.iso fdi.iso -
discovery-iso-to-pxe fdi.iso -
mkdir -p /var/lib/tftpboot/boot/fdi-image -
cp ./tftpboot/vmlinuz0 /var/lib/tftpboot/boot/fdi-image/vmlinuz -
cp ./tftpboot/initrd0.img /var/lib/tftpboot/boot/fdi-image/initrd0.img -
chown -R foreman-proxy:root /var/lib/tftpboot/boot/fdi-image restorecon -RFv /var/lib/tftpboot/boot/fdi-imageBZ#(2053913)
-
- VMware でゲスト OS として RHEL 9 を使用できない
Satellite の VMWare コンピュートリソースでホストをデプロイする時に、Red Hat RHEL バージョンを ゲスト OS として選択できます。RHEL 9 ゲスト OS はオプションとして利用できますが、RHEL 9 が基礎となる VMware ライブラリーに追加されていないため、現在 VMware コンピュートリソースを使用する Red Hat Satellite では設定できません。
BZ#(2057314)
- 仮想マシンの UEFI プロビジョニングのローカルブートが、デフォルトで "警告を表示して電源をオフにする" に設定される
VMware の新しい仮想ハードウェアバージョンに関する問題が原因で、PXEGrub2 のデフォルトのローカルブートテンプレート を使用すると、UEFI プロビジョニングのデフォルトのブートエントリーであるディスクからのローカルブートが一時的に停止されます。その結果、VMWare または VMware 以外のコンピュートリソースで仮想ハードウェアバージョン 15 以下を使用して仮想マシンをプロビジョニングする場合に、通常は機能する自動化されたワークフローが中断されます。
回避策として、グローバル設定で強制的にディスクから起動します。Satellite Web UI で、Administer > Settings > Provisioning に移動し、Default PXE local template entry の値を
force_local_chain_hd0に設定します。- リソースが不十分な環境の場合、インプレースアップグレードでインストーラーの実行に失敗する
リソースが不十分な Satellite Server で RHEL 7 から RHEL 8 へのインプレースアップグレードを試みると、アップグレードに失敗します。
回避策として、RHEL 8 システムが起動し、インストーラーが正しく実行されていないことがログに示されたら、
foreman-installer--disable-system-checksコマンドを実行します。BZ#(2092122)
- RHEL 8.6 でのインプレースアップグレードで Ansible 依存関係の解決に失敗する
RHEL 7 から RHEL 8 へのインプレースアップグレードは、RHEL 8.6 の Ansible 依存関係を解決できません。
この問題を回避するには、インプレースアップグレードの前に
rpm -e ansible ansible-test --nodepsコマンドを実行します。この既知の問題は 6.11.2 で修正されました。
BZ#(2089303)
- Leapp ユーティリティーが Satellite モジュールを適切に有効化しない
Leapp ユーティリティーは、Satellite モジュールを適切に有効化しません。
この問題を回避するには、アップグレードの前に以下のコマンドを実行します。
-
# subscription-manager repo-override --repo=satellite-6.11-for-rhel-8-x86_64-rpms --add=module_hotfixes:1(Satellite Server の場合) # subscription-manager repo-override --repo=satellite-capsule-6.11-for-rhel-8-x86_64-rpms --add=module_hotfixes:1(Capsule Server の場合)この既知の問題は 6.11.2 で修正されました。
BZ#(2091995)
-
Leappユーティリティーのインストールがforeman-protector lockingプラグインで機能しない現在のリリースでは、
yum install leappコマンドとforeman-protectorロックプラグインを同時に使用してLeappユーティリティーをインストールすることはできません。この条件で
Leappユーティリティーをインストールするには、satellite-maintain packages install leappを実行します。BZ#(2095506)
- Red Hat Satellite 6.11 へのアップグレード時のホスト修復の問題
Red Hat Satellite 6.11 へのアップグレード中、Cloud Connector 経由で特定の基準を満たすホストを修復することはできません。この問題は、Satellite Server が登録されているアカウントとは異なるアカウントからインポートされたマニフェストを 1 つ以上持つ組織にのみ影響します。
この問題を回避するには、Red Hat Satellite 6.11 へのアップグレード中に Red Hat Hybrid Cloud Console の Configure Cloud Connector ボタンをクリックしないでください。
その結果、システムは、マルチアカウントサポートが期待どおりに機能するレセプターベースのバージョンを備えた Red HatSatellite6.11 にアップグレードされます。
BZ#(2095598)
- RHEL 8.5 以降のバージョンで実行している Capsule Server で
Grub 2 UEFIホストのプロビジョニングに失敗する grub2-efiパッケージの変更により、Grub 2が設定ファイルを検索するベースディレクトリーが変更されました。そのため、RHEL 8 の Red Hat Enterpise Linux (RHEL) 8.5 以降のバージョンで実行している Capsule Server からGrub 2 UEFIホストをプロビジョニングしようとすると失敗します。この問題を回避するには、以下のように
/var/lib/tftpbootディレクトリーに相対シンボリックリンクを作成します。/var/lib/tftpboot/EFI/redhat
../../grub2 BZ#(2101818)
- 制限付きネットワークまたは低速ネットワークでサイズの大きいリポジトリーが同期されない
ネットワークやシステム速度が制限された環境では、サイズの大きいリポジトリーの同期を試みると失敗し、
Katello::Errors::Pulp3Error: Response payload is not completedのエラーが表示されます。BZ#(2093028)
- nutanix 環境で virtwho 設定の作成に失敗する場合がある
nutanix 環境で virtwho 設定を作成すると、
Invalid option for hypervisor [ahv] for ui/CLI/APIのエラーメッセージが表示されることがあります。回避策として、Satellite Server サービスと
virt-whoサービスの両方を再起動します。BZ#(2095187)
- 有効ではないリポジトリータイプが API ドキュメントや例に表示される場合がある
Red Hat Satellite 6.11 の実行中のインスタンスではなく、
apipieキャッシュが静的に生成されるため、deb や python などの有効化されていないリポジトリータイプが API ドキュメントや例に表示されることがあります。BZ#(2043126)
yumコマンドを使用して実行すると、RHEL 8 のforeman-protectorパッケージの更新に失敗するRHEL 8 で
yumコマンドを使用してforeman-maintainパッケージの更新を試みると失敗します。回避策として、代わりに
dnfコマンドを使用します。BZ#(2091900)
- 略称の使用により破損する可能性がある
- Satellite Server または Capsule Server 上で略称を使用すると、特定のワークフローが破損する可能性があります。