13.3. カスタムファイルタイプリポジトリーの作成
カスタムファイルタイプリポジトリーを作成する手順は、リポジトリー作成時に ファイル タイプを選択する以外は、カスタムコンテンツの作成手順と同じです。製品を作成してから、カスタムリポジトリーを追加する必要があります。
Satellite Web UI の代わりに CLI を使用する場合は、CLI 手順 を参照してください。
手順
- Satellite Web UI で、Content > Products に移動します。
- リポジトリーを作成する製品を選択します。
- Repositories タブで、New Repository をクリックします。
- Name フィールドに、リポジトリーの名前を入力します。Satellite では、名前を基に ラベル フィールドに値が自動的に入力されます。
- オプション: Description フィールドに、新規リポジトリーの説明を入力します。
-
Type のリストから、リポジトリーのタイプとして
file
を選択します。 - オプション: Upstream URL フィールドに、ソースとして使用するアップストリームリポジトリーの URL を入力します。アップストリーム URL を入力しない場合は、パッケージを手動でアップロードできます。詳細は、「カスタムファイルタイプリポジトリーへのファイルのアップロード」 を参照してください。
- アップストリームのリポジトリーの SSL 証明書が信頼できる CA によって署名されていることを確認する場合は、Verify SSL のチェックボックスを選択します。
- オプション: 認証に必要な場合は、Upstream Username フィールドに、アップストリームリポジトリーのユーザー名を入力します。リポジトリーに認証が必要ない場合は、このフィールドをクリアします。
- オプション: Upstream Password フィールドに、アップストリームリポジトリーに対応するパスワードを入力します。リポジトリーに認証が必要ない場合は、このフィールドをクリアします。
- オプション: アップストリームの認証トークン フィールドに、認証用のアップストリームリポジトリーユーザーのトークンを指定します。リポジトリーに認証が必要ない場合は、このフィールドを空欄のままにします。
- ミラーリングポリシー リストから、Satellite Server が実行するコンテンツの同期のタイプを選択します。詳細は、「ミラーリングポリシーの概要」 を参照してください。
-
オプション: HTTP Proxy Policy フィールドで、HTTP プロキシーを使用するを選択または選択解除します。デフォルトでは、
Global Default
HTTP プロキシーを使用します。 - オプション: Unprotected のチェックボックスをオフにして、このリポジトリーにアクセスするためにサブスクリプションエンタイトルメント証明書を要求することができます。デフォルトでは、リポジトリーは HTTP 経由で公開されます。
- オプション: SSL CA Cert フィールドで、リポジトリーの SSL CA 証明書を選択します。
- オプション: SSL Client Cert フィールドで、リポジトリーの SSL Client Certificate を選択します。
- オプション: SSL Client Key フィールドで、リポジトリーの SSL Client Key を選択します。
- Save をクリックして、リポジトリーを作成します。
CLI 手順
カスタム製品を作成します。
hammer product create \ --description "My_Files" \ --name "My_File_Product" \ --organization "My_Organization" \ --sync-plan "My_Sync_Plan"
# hammer product create \ --description "My_Files" \ --name "My_File_Product" \ --organization "My_Organization" \ --sync-plan "My_Sync_Plan"
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Expand 表13.1 hammer product create コマンドのオプションパラメーター オプション 説明 --gpg-key-id
gpg_key_idGPG キー数値 ID
--sync-plan-id
sync_plan_id同期プランの数値 ID
--sync-plan
sync_plan_name検索する同期プラン名
file
タイプリポジトリーを作成します。hammer repository create \ --content-type "file" \ --name "My_Files" \ --organization "My_Organization" \ --product "My_File_Product"
# hammer repository create \ --content-type "file" \ --name "My_Files" \ --organization "My_Organization" \ --product "My_File_Product"
Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow Expand 表13.2 hammer repository create コマンドのオプションパラメーター オプション 説明 --checksum-type
sha_versionリポジトリーのチェックサムです。現在、'sha1' および 'sha256' がサポートされています。
--download-policy
policy_nameyum リポジトリーのダウンロードポリシー (immediate または on_demand のいずれか)。
--gpg-key-id
gpg_key_idGPG キー数値 ID
--gpg-key
gpg_key_name検索するキー名
--mirror-on-sync
boolean同期する場合に、このリポジトリーをソースからミラーリングし、古い RPM を削除する必要がありますか ?
true
またはfalse
、yes
またはno
、もしくは1
または0
に設定します。--publish-via-http
booleanHTTP を使用して公開する必要もありますか ?
true
またはfalse
、yes
またはno
、もしくは1
または0
に設定します。--upstream-password
repository_passwordアップストリームリポジトリーユーザーのパスワード
--upstream-username
repository_username認証に必要な場合は、アップストリームリポジトリーユーザー
--url
source_repo_urlソースリポジトリーの URL
--verify-ssl-on-sync
booleanURL の SSL 証明書が信頼できる CA によって署名されているのを Katello が確認する必要がありますか ?
true
またはfalse
、yes
またはno
、もしくは1
または0
に設定します。