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7.4. ライブラリー環境の同期可能な形式でのエクスポート

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組織のライブラリー環境にあるすべての yum リポジトリー、キックスタートリポジトリー、およびファイルリポジトリーのコンテンツを、カスタム CDN を作成し、HTTP/HTTPS を介してカスタム CDN からコンテンツを同期するために使用できる同期可能な形式にエクスポートできます。

その後、インポートする Satellite Server または別の Satellite Server 組織のローカル Web サーバーを使用して、生成されたコンテンツを提供できます。

Syncable Format エクスポートを直接インポートすることはできません。代わりに、インポートする Satellite Server で以下を行う必要があります。

  • 生成されたコンテンツを、Satellite Server のインポートにアクセスできる HTTP/HTTPS Web サーバーにコピーします。
  • CDN 設定を Custom CDN に更新します。
  • Web サーバーを指すように CDN URL を設定します。
  • オプション: Web サーバーで必要な場合は、SSL/TLS CA 認証情報を設定します。
  • リポジトリーを有効にします。
  • リポジトリーを同期します。

以下のコンテンツを、Satellite Server から同期可能な形式でエクスポートできます。

  • Yum リポジトリー
  • Kickstart リポジトリー
  • ファイルリポジトリー

Ansible、DEB、および Docker コンテンツをエクスポートすることはできません。

エクスポートには、インポートする Satellite Server での同期に使用できる Yum 形式のリポジトリーのパッケージ、リスト ファイル、およびメタデータを含むディレクトリーが含まれます。

前提条件

  • エクスポートするライブラリーライフサイクル環境内の全リポジトリーでダウンロードポリシーを 即時 に設定していることを確認する。詳細は、「ダウンロードポリシーの概要」 を参照してください。
  • エクスポートする製品が、必要な日付に同期されることを確認します。
  • コンテンツをエクスポートするユーザーに Content Exporter ロールがあることを確認します。

手順

  1. エクスポートする組織名または ID を使用します。

    # hammer content-export complete library \
    --organization="My_Organization" \
    --format=syncable
  2. オプション: エクスポートされたコンテンツがエクスポートディレクトリーにあることを確認します。

    # du -sh /var/lib/pulp/exports/My_Organization/Export-My_Repository/1.0/2021-03-02T03-35-24-00-00
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