検索

7.10. コンテンツフィルターの概要

download PDF

コンテンツビューでは、フィルターを使用して特定の Yum コンテンツを含めたり制限したりします。フィルターを使用しないと、選択したリポジトリーからのすべてのコンテンツが含まれます。

コンテンツフィルターには、以下の 2 つのタイプがあります。

表7.1 フィルタータイプ
フィルタータイプ説明

包含

コンテンツなしの状態から開始し、選択したリポジトリーから追加するコンテンツを選択します。このフィルターを使用して、複数のコンテンツアイテムを組み合わせます。

Exclude

選択したリポジトリーからすべてのコンテンツを使用し、削除するコンテンツを選択します。特定のパッケージを除外しながら、特定のコンテンツリポジトリーの大部分を使用する場合は、このフィルターを使用します。このフィルターは、選択したコンテンツ以外のリポジトリー内のコンテンツをすべて使用します。

Include および Exclude フィルターの組み合わせ

Include と Exclude フィルターの組み合わせを使用してコンテンツビューを公開すると、最初に Include フィルターがトリガーされ、次に Exclude フィルターがトリガーされます。この場合には、追加するコンテンツを選択してから、包含のサブセットから除外するコンテンツを選択します。

コンテンツタイプ

以下のコンテンツタイプに基づいて、コンテンツをフィルターできます。

表7.2 コンテンツタイプ
コンテンツタイプ説明

RPM

名前とバージョン番号に基づいてパッケージをフィルタリングします。RPM オプションは、モジュール以外の RPM パッケージとエラータをフィルタリングします。ソース RPM はこのフィルターの影響を受けず、引き続きコンテンツビューで使用できます。

パッケージグループ

パッケージグループに基づいてパッケージをフィルタリングします。パッケージグループのリストは、コンテンツビューに追加されたリポジトリー別になっています。

エラータ (ID 別)

フィルターに追加する特定のエラータを選択します。エラータリストは、コンテンツビューに追加されたリポジトリー別になっています。

エラータ (日付およびタイプ別)

フィルターに追加する発行済みまたは更新された日付範囲およびエラータタイプ (バグ修正、機能拡張、またはセキュリティー) を選択します。

モジュールストリーム

特定のモジュールストリームを含めるか除外するかを選択します。モジュールストリーム オプションは、モジュール RPM とエラータをフィルタリングしますが、選択したモジュールストリームに関連付けられるモジュール以外のコンテンツをフィルターしません。

コンテナーイメージタグ

特定のコンテナーイメージタグを含めるか除外するかを選択します。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.