3.3. 別の Red Hat Enterprise Linux サーバーでの virt-who 設定のデプロイ


以下の手順に従って、専用の Red Hat Enterprise Linux 7 サーバーに vCenter または Hyper-V virt-who 設定をデプロイします。サーバーは物理サーバーでも仮想サーバーでもかまいません。

グローバル設定の値はこのサーバーのすべての virt-who 設定に適用され、新規の virt-who 設定がデプロイされるたびに上書きされます。

前提条件

  • ハイパーバイザーまたは仮想化マネージャーで、読み取り専用の virt-who ユーザーを作成する。
  • Hyper-V virt-who 設定をデプロイする場合は、Hyper-V ハイパーバイザーでリモート管理を有効する。
  • 仮想化プラットフォーム用の virt-who 設定を作成する。

手順

  1. Red Hat Enterprise Linux サーバーで、Satellite Server の CA 証明書をインストールします。

    # rpm -ivh http://satellite.example.com/pub/katello-ca-consumer-latest.noarch.rpm
  2. Red Hat Enterprise Linux サーバーを Satellite Server に登録します。

    # subscription-manager register \
    --org=organization_label \
    --auto-attach
  3. virt-who と Satellite Server の間の通信用のネットワークポートを開きます。

    # firewall-cmd --add-port="443/tcp"
    # firewall-cmd --add-port="443/tcp" --permanent
  4. virt-who と各ハイパーバイザーまたは仮想化マネージャーとの間の通信用にネットワークポートを開きます。

    • VMware vCenter: TCP ポート 443
    • Microsoft Hyper-V: TCP ポート 5985
  5. Satellite Web UI で、Infrastructure > Virt-who configurations に移動します。
  6. virt-who 設定ファイルの名前をクリックします。
  7. Deploy タブをクリックします。
  8. Configuration script で、Download the script をクリックします。
  9. このスクリプトを Red Hat Enterprise Linux サーバーにコピーします。

    # scp deploy_virt_who_config_1.sh root@rhel.example.com:
  10. デプロイメントスクリプトを実行可能にし、実行します。

    # chmod +x deploy_virt_who_config_1.sh
    # sh deploy_virt_who_config_1.sh
  11. デプロイが完了したら、このスクリプトを削除します。

    # rm deploy_virt_who_config_1
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