1.3. 設定の概要
仮想マシンがハイパーバイザーを通じてホストとゲストのマッピングとサブスクリプション情報を報告できるようにするには、次の手順を実行します。
前提条件
- ホストベースのサブスクリプションを含むサブスクリプションマニフェストを Satellite Server にインポートする。詳細は、コンテンツの管理 の Red Hat サブスクリプションマニフェストの Satellite Server へのインポート を参照してください。
- Microsoft Hyper-V を使用している場合には、ハイパーバイザーでリモート管理を有効にする。
- Nutanix AHV を使用している場合は、Red Hat ナレッジベース の How to configure virt-who for Nutanix AHV to work with RHSM を参照してください。
読み取り専用アクセスのあるユーザーを作成し、各ハイパーバイザーまたは仮想化マネージャーで有効期限のないパスワードを作成する。virt-who はこのアカウントを使用して仮想マシンのリストを取得し、Satellite Server に報告します。
- Red Hat 製品および Microsoft Hyper-V の場合は、Red Hat Enterprise Linux 仮想マシンを実行する各ハイパーバイザーで virt-who ユーザーを作成します。
- VMware vSphere の場合は、vCenter Server で virt-who ユーザーを作成します。この virt-who ユーザーには、最低でも vCenter Data Center のすべてのオブジェクトに対する読み取り専用アクセスが必要です。
手順の概要
- 「各仮想化プラットフォームの virt-who 設定」このセクションの表を利用して、ご使用の仮想化プラットフォーム向けの virt-who の設定およびデプロイ方法を計画します。
- 2章virt-who 設定の作成.各ハイパーバイザーまたは仮想化マネージャー向けに virt-who 設定を作成します。
- 3章virt-who 設定のデプロイ:Satellite が生成したスクリプトを使用して、virt-who 設定をデプロイします。
- 仮想マシンを Satellite Server に登録します。詳細は、ホストの管理 の ホストの登録 を参照してください。