第4章 非推奨の機能
このセクションでは、Red Hat Satellite 6.18 で 非推奨化 された機能の概要を説明します。
非推奨の機能は、本製品の今後のリリースではサポートされない可能性が高く、新たに実装することは推奨されません。特定のメジャーリリースにおける非推奨機能の最新情報は、そのメジャーリリースの最新版のリリースノートを参照してください。
非推奨の機能のサポート状況は、Red Hat Satellite 6.18 では変更されません。サポート期間の詳細は、Red Hat Enterprise Linux のライフサイクル および Red Hat Enterprise Linux Application Streams のライフサイクル を参照してください。
現行および今後のリリースでは、非推奨のハードウェアコンポーネントの新規実装は推奨されません。ハードウェアドライバーの更新は、セキュリティー修正と重大な修正でのみ行われます。Red Hat では、このようなハードウェアの早期交換を推奨します。
パッケージが非推奨となり、使用の継続が推奨されない場合があります。製品からパッケージが削除されることもあります。その場合には、製品のドキュメントで、非推奨となったパッケージと同様、同一、またはより高度な機能を提供する最近のパッケージが指定され、詳しい推奨事項が記載されます。
GRUB Legacy はプロビジョニングで非推奨になりました
GRUB Legacy (GRUB バージョン 1 とも呼ばれます) はプロビジョニングで非推奨となり、今後のリリースでは削除される予定です。GRUB 1 は、RHEL 6 などのライフサイクル終了ディストリビューションで使用されていました。現在のアプリケーションは GRUB 2 を使用しており、この非推奨化による影響はありません。
Satellite 6.18 で初めて非推奨になりました。
Satellite に含まれる Puppet パッケージが非推奨になりました
現在 Satellite に含まれている puppet-agent および puppetserver パッケージは非推奨となりました。Satellite の今後のリリースでは、これらのパッケージは提供されません。Satellite では、お客様が環境に実装する OpenVox または Puppet パッケージとの統合を引き続き提供します。
Satellite 6.18 で初めて非推奨になりました。
Jira:SAT-39110[1]
Sendmail はメール配信で Sendmail が非推奨になりました
多くの場合、システム上で sendmail バイナリーを呼び出してメールを配信すると問題が発生します。そのため非推奨となり、今後のバージョンでは削除される予定です。代わりに、SMTP メール配信方法を使用します。詳細は、送信メール用の Satellite Server の設定 を参照してください。
Satellite 6.18 で初めて非推奨になりました。
従来のコンテンツホスト UI ページは非推奨になりました
UI の従来のコンテンツホストページは非推奨となり、今後のリリースで削除される予定です。
この非推奨化には、メインナビゲーションの Hosts > Content Hosts からアクセスできる従来のコンテンツホストリストページと、Content Hosts リストページまたはホスト詳細ページの Legacy UI メニュー項目からアクセスできる従来のコンテンツホスト詳細ページが含まれます。
代わりに、デフォルトである新しい All Hosts UI を使用します。
Satellite 6.18 で初めて非推奨になりました。
Red Hat Single Sign-On を使用した外部認証が非推奨になりました
外部認証ソースとして Red Hat Single Sign-On (RH SSO) を使用した Satellite の設定は非推奨となりました。RH SSO 7 製品ファミリーのフルサポートは終了しました。RH SSO の代わりに、Satellite の外部認証ソースとして Red Hat build of Keycloak を設定できます。
Satellite デプロイメントで RH SSO の使用から移行するには、Red Hat build of Keycloak の要件に従うように 6.17 Satellite Server の認証ソース設定を再設定します。詳細は、Satellite での Red Hat build of Keycloak を使用した SSO および 2FA の設定 を参照してください。
RH SSO の現在のサポートポリシーは、Red Hat Application Services 製品更新およびサポートポリシー を参照してください。
Satellite 6.17 で初めて非推奨になりました。
Satellite Web UI の従来のリモート実行ジョブフォームは非推奨になりました
従来の Web UI フォームを使用してリモート実行ジョブを実行するオプションは非推奨となり、今後のバージョンでは削除される予定です。新しいジョブ呼び出しウィザードが唯一利用可能なオプションです。新しいジョブ呼び出しウィザードは、Satellite 6.13 以降のバージョンでリモート実行ジョブを実行するためのデフォルトの方法であることに注意してください。
Satellite 6.17 で初めて非推奨になりました。
iPXE ファームウェアが非推奨になりました
iPXE ファームウェアを使用したネットワークブートプロビジョニングは非推奨になりました。代わりに、UEFI モードのホストに HTTP ブートを使用して、プロビジョニング時間を短縮します。iPXE ファームウェアは Red Hat Satellite では正式にサポートされていないことに注意してください。
Satellite 6.17 で初めて非推奨になりました。
フィルターレベルで組織とロケーションをオーバーライドすることは非推奨に
ロールに関連付けられた組織とロケーションをフィルターでオーバーライドする機能は非推奨になりました。この機能が削除されると、フィルターはロールレベルで設定された組織とロケーションを反映するようになります。
関連する既知の問題については 新しく作成されたフィルターは、ロールに関連付けられた組織とロケーションを継承しません。 を参照してください。
Satellite 6.16 で初めて非推奨になりました。
hammer host subscription attach コマンドおよび hammer host subscription auto-attach コマンドが非推奨になりました
hammer host subscription attach コマンドおよび hammer host subscription auto-attach コマンドが非推奨になりました。コマンドは機能せず、サブスクリプションはアタッチされません。
Satellite 6.16 で初めて非推奨になりました。
注記: エンタイトルメントベースのサブスクリプション管理は Satellite 6.16 で削除されました。
非同期 SSH リモート実行モードが非推奨になりました
async-ssh リモート実行モードは非推奨になりました。Capsule と管理対象ホスト間の接続が不安定な場合は、代わりにプルモードを使用します。pull モードの詳細は、ホストの管理 の リモート実行用のトランスポートモード を参照してください。
Satellite 6.13 で初めて非推奨になりました。
パッケージグループアクションが非推奨になりました
Web UI の Package Group Actions オプションは非推奨になりました。
Satellite 6.10 で初めて非推奨になりました。
katello-ca-consumer パッケージおよび katello-rhsm-consumer スクリプトが非推奨になりました
katello-ca-consumer パッケージと katello-rhsm-consumer スクリプトが非推奨になりました。ホストを登録するには、グローバル登録テンプレートを使用する必要があります。
Satellite 6.9 で初めて非推奨になりました。
Bootstrap.py ホスト登録スクリプトが非推奨になりました
ホストを Satellite または Capsule に登録するための bootstrap.py スクリプトが非推奨になりました。これは、グローバル登録テンプレートを使用して作成された curl コマンドに置き換えられました。
Satellite 6.9 で初めて非推奨になりました。