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10.6.4. 詳細テンプレートの作成

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ジョブテンプレートの作成時に、テンプレートエディターフィールドで既存のテンプレートを追加できます。こうすることで、テンプレートを組み合わせたり、一般的なテンプレートからより具体的なテンプレートを作成したりできます。

以下のテンプレートを使用してデフォルトのテンプレートを組み合わせ、Red Hat Enterprise Linux システムに httpd サービスをインストールして起動できます。

<%= render_template 'Package Action - SSH Default', :action => 'install', :package => 'httpd' %>
<%= render_template 'Service Action - SSH Default', :action => 'start', :service_name => 'httpd' %>

上記のテンプレートはレンダリングされるテンプレートのパラメーター値を直接指定します。ユーザーがジョブ実行時にレンダリングされたテンプレートへの入力を定義できるようにする input() メソッドを使用することもできます。たとえば、以下の構文を使用できます。

<%= render_template 'Package Action - SSH Default', :action => 'install', :package => input("package") %>

上記のテンプレートを使用して、レンダリングされたテンプレートからパラメーター定義をインポートする必要があります。これを行うには、ジョブ タブに移動して 外部入力セットを追加 をクリックし、ターゲットテンプレート リストで、レンダリングされたテンプレートを選択します。すべてのパラメーターをインポートするか、コンマ区切りの一覧を指定することができます。

例10.3 restorecon テンプレートのレンダリング

この例は、例10.1「restorecon テンプレートの作成」 で作成される Run command - restorecon テンプレートから派生するテンプレートを作成する方法を示しています。このテンプレートでは、ジョブ実行時にユーザーが入力する必要はなく、ターゲットホストの /home/ ディレクトリー下のすべてのファイルで SELinux コンテキストを復元します。

「ジョブテンプレートのセットアップ」 の説明に従って新規テンプレートを作成し、テンプレートエディターで以下の文字列を指定します。

<%= render_template("Run Command - restorecon", :directory => "/home") %>

例10.4 テンプレートにパワー操作を組み込む

以下の例では、再起動などのパワー操作を実行するためのジョブテンプレートをセットアップする方法を示します。この手順は、Satellite が再起動時に切断の例外をエラーとして解釈するのを防ぐため、ジョブのリモート実行が正常に機能します。

「ジョブテンプレートのセットアップ」 の説明に従って新規テンプレートを作成し、テンプレートエディターで以下の文字列を指定します。

<%= render_template("Power Action - SSH Default", :action => "restart") %>
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