10.7. 代替ディレクトリーを使用してホストでリモートジョブを実行するための Satellite の設定
デフォルトで Satellite は、クライアントシステムの /var/tmp
ディレクトリーを使用して、リモート実行ジョブを実行します。クライアントシステムの /var/
ボリュームまたはファイルシステムに noexec
が設定されている場合は、代替ディレクトリーを使用するように Satellite を設定する必要があります。設定されない場合はスクリプトを実行できないので、リモート実行ジョブは失敗します。
手順
代替ディレクトリーを使用するには、この手順を実行します。
新しいディレクトリーを作成します (例: new_place )。
# mkdir /remote_working_dir
デフォルトの
var
ディレクトリーから SELinux コンテキストをコピーします。# chcon --reference=/var /remote_working_dir
/etc/foreman-proxy/settings.d/remote_execution_ssh.yml
ファイルのremote_working_dir
設定を編集して、必要なディレクトリーにポイントさせます。以下に例を示します。:remote_working_dir: /remote_working_dir