10.13. リモート実行用の Kerberos 認証の設定
Kerberos 認証を使用して、Satellite ホストでのリモート実行に SSH 接続を確立できます。
前提条件
Red Hat Satellite でリモート実行に Kerberos 認証を使用する前に、ID 管理に Kerberos サーバーを設定し、以下の前提条件が完了していることを確認します。
- Kerberos サーバーに Satellite Server を登録する。
- Kerberos サーバーに Satellite ターゲットホストを登録する。
- リモート実行用に Kerberos ユーザーアカウントを設定して初期化する。
- Satellite の foreman-proxy ユーザーに、チケットを付与する有効な Kerberos チケットがあることを確認する。
手順
ホストでリモート実行に Kerberos 認証を使用するように Satellite を設定するには、以下の手順を完了します。
リモート実行に Kerberos 認証をインストールおよび有効にするには、以下のコマンドを入力します。
# satellite-installer --scenario satellite \ --foreman-proxy-plugin-remote-execution-ssh-ssh-kerberos-auth true
- リモート実行のデフォルトユーザーを編集するには、Satellite Web UI で 管理 > 設定 に移動して、リモート実行 タブをクリックします。SSH User 行で 2 番目のコラムを編集し、Kerberos アカウントのユーザー名を追加します。
- remote_execution_effective_user に移動し、2 番目のコラムを編集して、Kerberos アカウントのユーザー名を追加します。
Kerberos 認証が使用できることを確認するには、ホストでリモートジョブを実行します。