10.6. Satellite でのグローバル Capsule リモート実行の設定
デフォルトで Satellite は、Capsule がホストのサブネットに割り当てられているかどうかに関係なく、ホストの組織とロケーションでリモート実行 Capsule を検索します。ホストのサブネットに割り当てられている Capsule に検索を限定する場合は、グローバル Capsule の有効化 設定を無効化することができます。
グローバル Capsule の有効化 設定が有効になっている場合、Satellite は別の Capsule のセットを追加して、そこからリモート実行 Capsule を選択します。また、Satellite は、ホストの組織およびロケーションにあるすべての Capsule のセットから最も負荷の少ないリモート実行 Capsule を選択し、リモートジョブを実行します。
手順
- Satellite Web UI で、管理 > 設定に移動します。
- リモート実行 をクリックします。
- グローバル Capsule の有効化 を設定します。
CLI をご利用の場合
Satellite で hammer settings set
コマンドを入力して、Enable Global Capsule
を設定します。たとえば、値を true
に設定するには、以下のコマンドを入力します。
# hammer settings set --name=remote_execution_global_proxy --value=true