15.3. 既存のサイトを含むクラスターへの Skupper ポリシー CRD のインストール
クラスターがすでに Skupper サイトをホストしている場合は、CRD をインストールする前に次の点に注意してください。
- 既存の接続はすべて閉じられます。接続を再開するには、ポリシー CR を適用する必要があります。
- 既存のサービスネットワークサービスと公開されているリソースはすべて削除されます。これらのリソースを再度作成する必要があります。
手順
混乱を避けるために、以下を行います。
- 適切な時期に CRD のデプロイメントを計画します。
クラスターでサイトを検索します。
$ kubectl get pods --all-namespaces --selector=app=skupper
- サービスネットワーク上で公開されている各サービスとリソースを文書化します。
- 「Skupper ポリシー CRD のインストール」の説明に従って、CRD をインストールします。この手順により、接続が閉じられ、すべてのサービスネットワークサービスと公開されたリソースが削除されます。
cluster-admin
によって作成されていない Skupper サイトがクラスターに存在する場合は、そのサイトがサービスネットワークからブロックされないように、Skupper ポリシーを読み取るアためのパーミッションを付与する必要があります。サイトの namespace ごとに、以下を行います。
$ kubectl create clusterrolebinding skupper-service-controller-<namespace> --clusterrole=skupper-service-controller --serviceaccount=<namespace>:skupper-service-controller
ここで、
<namespace>
はサイトの namespace になります。- 「Skupper ポリシー CR の作成」 の説明に従って、Skupper ポリシー CR を作成します。
- 必要に応じて、サービスと公開されたリソースを再作成します。