53.2. Cross-Origin Resource Sharing (CORS)


Cross-Origin Resource Sharing (CORS) は、REST API へのアクセスを制御するための HTTP メカニズムです。制限は、アクセス方法またはクライアントアプリケーションの元の URL に対して行うことができます。configwebserver.http.cors.enabled プロパティーを使用して、Cruise Control で CORS を有効にできます。有効にすると、CORS は、AMQ Streams とは異なる元の URL を持つアプリケーションからの Cruise Control REST API への読み取りアクセスを許可します。これにより、指定されたオリジンからのアプリケーションが GET リクエストを使用して、Cruise Control API を介して Kafka クラスターに関する情報をフェッチできるようになります。たとえば、アプリケーションは、現在のクラスター負荷または最新の最適化提案に関する情報を取得できます。POST リクエストは許可されていません。

注記

Cruise Control で CORS を使用する方法の詳細については、Cruise Control Wiki の REST API を 参照してください。

Cruise Control の CORS の有効化

Kafka.spec.cruiseControl.config で CORS を有効化および設定します。

apiVersion: kafka.strimzi.io/v1beta2
kind: Kafka
metadata:
  name: my-cluster
spec:
  # ...
  cruiseControl:
    # ...
    config:
      webserver.http.cors.enabled: true 
1

      webserver.http.cors.origin: "*" 
2

      webserver.http.cors.exposeheaders: "User-Task-ID,Content-Type" 
3


    # ...
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1
CORS を有効にします。
2
Access-Control-Allow-Origin HTTP 応答ヘッダーの許可されるオリジンを指定します。ワイルドカードを使用するか、単一のオリジンを URL として指定できます。ワイルドカードを使用すると、任意のオリジンからのリクエストに続いてレスポンスが返されます。
3
Access-Control-Expose-Headers HTTP 応答ヘッダーの指定されたヘッダー名を公開します。許可されたオリジンのアプリケーションは、指定されたヘッダーで応答を読み取ることができます。
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