1.2. Ansible を使用した Trusted Artifact Signer のインストール
Red Hat が提供する Ansible Playbook を使用して、Red Hat Enterprise Linux に Red Hat Trusted Artifact Signer (RHTAS) をインストールできます。このデプロイメントでは、Keycloak を OpenID Connect (OIDC) プロバイダーとして使用した基本的な署名フレームワークが提供されます。
Ansible を使用した Red Hat Enterprise Linux への RHTAS のデプロイは、テクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat の実稼働環境のサービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされず、機能的に完全ではないことがあるため、Red Hat では実稼働環境での使用を推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。詳細は、Red Hat テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
前提条件
- Red Hat Enterprise Linux バージョン 9.2 以降。
- Red Hat Hybrid Cloud Console にアクセスする Red Hat ユーザーアカウント。
手順
- Red Hat 認証情報を使用して Red Hat Hybrid Cloud コンソール にログインします。
- ホームページから、Services ドロップダウンメニューをクリックし、Red Hat Ansible Automation Platform をクリックします。
- ナビゲーションメニューから Automation Hub を展開し、Collections をクリックします。
- 検索フィールドに rhtas と入力し、Enter キーを押します。
- Red Hat Trusted Artifact Signer タイルの artifact_signer リンクをクリックします。
Documentation タブをクリックし、そこに記載されている手順に従って、Red Hat Enterprise Linux への RHTAS のインストールを完了します。
注記すべての設定パラメーターの詳細な概要については、Roles セクションの tas_single_node リンクをクリックしてください。
関連情報
- RHTAS コンポーネントおよびバージョン番号の詳細は、RHTAS デプロイメントガイドの 付録 を参照してください。