第7章 追加ホストのセルフホストエンジンへのインストール
追加のセルフホストエンジンノードは、通常のホストと同じ方法で追加され、セルフホストエンジンノードとしてホストをデプロイする追加のステップがあります。共有ストレージドメインは自動的に検出され、ノードは必要に応じて Manager 用仮想マシンをホストするフェイルオーバー用ホストとして使用することができます。通常のホストをセルフホストエンジン環境にアタッチすることもできますが、Manager 用仮想マシンをホストすることはできません。Red Hat は、Manager 用仮想マシンの高可用性を確保するために、少なくとも 2 台のセルフホストエンジンノードを用意することを強く推奨します。追加ホストは、REST API を使用して追加することもできます。『REST API Guide』 の Hosts を参照してください。
前提条件
- RHEL ベースのセルフホストエンジン環境では、物理ホストに Red Hat Enterprise Linux システムを新規インストールし、ホストを必要なエンタイトルメントにサブスクライブする必要があります。サブスクリプション の詳細は、『インストールガイド』 の 必要なエンタイトルメントへのサブスクライブ を参照してください。
- RHVH ベースのセルフホストエンジン環境の場合は、物理ホストに Red Hat Virtualization Host システムを新規インストールしている。『Installation Guide』 の Red Hat Virtualization Hosts を参照してください。
- セルフホスト型エンジンノードを再利用する場合は、既存のセルフホスト型エンジン設定を削除してください。「セルフホスト型エンジン環境からのホストの削除」を参照してください。
手順7.1 セルフホスト型エンジンノードの追加
- 管理ポータルで、Hosts resource タブをクリックします。
- 追加のホスト設定の詳細は、『Administration Guide』 の Explanation of Settings and Controls in the New Host and Edit Host Windows を参照してください。
- ドロップダウンリストを使用して、新規ホストの Data Center および Host Cluster を選択します。
- 新規ホストの 名前 および Address を入力します。標準の SSH ポート 22 は、SSH Port フィールドに自動入力されます。
- Manager がホストにアクセスするために使用する認証メソッドを選択します。
- パスワード認証を使用するには、root ユーザーのパスワードを入力します。
- または、SSH PublicKey フィールドに表示されるキーをホスト上の
/root/.ssh/authorized_keys
にコピーして、公開鍵認証を使用します。
- ホストにサポート対象の電源管理カードが搭載されている場合には、オプションとして電源管理を設定することができます。電源管理の設定に関する詳細は、『Administration Guide』 の Host Power Management Settings Explained を参照してください。
- Hosted Engine サブタブをクリックします。
- デプロイ ラジオボタンを選択します。