検索

3.2. 設定履歴の追跡

download PDF

Red Hat Virtualization 履歴データベース (ovirt_engine_history と呼ばれる) のデータを使用して、engine データベースを追跡できます。

ETL サービス (ovirt-engine-dwhd) は 3 種類の変更を追跡します。

  • 新しいエンティティーが engine データベースに追加されます。ETL サービスは、変更を ovirt_engine_history データベースに新しいエントリーとして複製します。
  • 既存のエンティティーが更新されます。ETL サービスは、変更を ovirt_engine_history データベースに新しいエントリーとして複製します。
  • エンティティーが engine データベースから削除されます。ovirt_engine_history データベースの新しいエントリーは、対応するエンティティーに削除済みのフラグを付けます。削除されたエンティティーには、削除済みのフラグのみが付けられます。

ovirt_engine_history データベースの設定テーブルは、engine データベースの対応するテーブルといくつかの点で異なります。最も明らかな違いは、設定 列が少ないことです。これは、特定の設定アイテムは他の設定アイテムよりもレポートする内容が興味深くなく、データベースサイズを考慮して保持されないためです。また、engine データベースのいくつかのテーブルの列は、ovirt_engine_history の 1 つのテーブルに表示され、データの表示をより便利でわかりやすくするために異なる列名が付けられています。すべての設定テーブルには以下が含まれます。

  • history_id: エンティティーの設定バージョン。
  • create_date フィールド: エンティティーがシステムに追加されたタイミング。
  • update_date フィールド: エンティティーが変更されたタイミング。
  • delete_date: エンティティーがシステムから削除された日付。
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.