11.2. EJB アプリケーションセキュリティー
11.2.1. セキュリティーアイデンティティー (ID) リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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11.2.1.1. EJB のセキュリティーアイデンティティー リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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EJB は、他のコンポーネントでメソッドを呼び出すときに使用するアイデンティティーを指定できます。これは EJB のセキュリティーアイデンティティー (または呼び出しアイデンティティー) です。
デフォルトでは、EJB は独自の呼び出し側アイデンティティーを使用します。アイデンティティーは特定のセキュリティーロールに設定することもできます。特定のセキュリティーロールを使用すると、内部 EJB のみへのコンポーネントセットのアクセスを制限する場合など、セグメント化されたセキュリティーモデルを構築するのに便利です。
11.2.1.2. EJB のセキュリティーアイデンティティーの設定 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
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EJB のセキュリティーアイデンティティーは、セキュリティー設定の
<security-identity> タグより設定されます。
デフォルトでは、
<security-identity> タグが存在しないと、EJB の独自の呼び出し側アイデンティティーが使用されます。
例11.3 呼び出し側と同じになるように EJB のセキュリティーアイデンティティーを設定する
この例は、現在の呼び出し側のアイデンティティーと同じになるように、EJB によって実行されたメソッド呼び出しのセキュリティーアイデンティティーを設定します。
<security-identity> 要素の宣言を指定しない場合、この挙動がデフォルトになります。
例11.4 特定ロールに EJB のセキュリティーアイデンティティーを設定する
特定のロールにセキュリティーアイデンティティーを設定するには、
<security-identity> タグの中に <run-as> および <role-name> タグを使用します。
デフォルトでは、
<run-as> を使用すると anonymous という名前のプリンシパルが発信呼び出しへ割り当てられます。違うプリンシパルを割り当てる場合は <run-as-principle> を使用します。
注記
サーブレット要素内に
<run-as> 要素と <run-as-principal> 要素を使用することもできます。
以下も参照してください。