10.2.2. セキュリティーの参照
Enterprise Java Bean (EJB) およびサーブレットは、1 つまたは複数の <security-role-ref> 要素を宣言できます。
図10.1 セキュリティーロール参照モデル
この要素は、コンポーネントが <role-name> 要素の
role-nameType 属性値を isCallerInRole(String) メソッドへの引数として使用することを宣言します。isCallerInRole メソッドを使用すると、コンポーネントは <security-role-ref> または <role-name> 要素で宣言されたロールに呼び出し元があるかどうかを検証できます。<role-name> 要素の値は、<role-link> 要素を介して <security-role> へリンクする必要があります。通常、isCallerInRole は、ロールベースの <method-permissions> 要素を使用して定義できないセキュリティーチェックを実行するために使用されます。
例10.1 ejb-jar.xml 記述子の一部
注記
これは実例ではありません。デプロイメントでは、このセクションの要素に EJB デプロイメントに関連するロール名およびリンクが含まれている必要があります。
例10.2 web.xml 記述子の一部