2.2. クラスターの更新
2.2.1. OpenShift クラウドサービスクラスターの更新 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
OpenShift Cluster Manager を使用すると、クラウドサービスクラスターを更新またはアップグレードできます。クラスターを最新バージョンに更新すると、クラスターの安全性とサポートが保証されます。クラスターの更新はノードごとにローリングされ、クラスターまたはワークロードをオフラインにする必要はありません。
OpenShift Cluster Manager のクラスターの Overview タブと Settings タブには、Red Hat OpenShift Dedicated (OSD) または Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) クラスターで OpenShift バージョンの更新が利用できるかどうかの通知が含まれます。Settings タブから更新をクラスターに適用するか、または今後のクラスター更新用に更新ストラテジーを設定できます。
Settings タブで以下の更新のいずれかを選択して、クラスターの定期的な更新または個別更新をスケジュールすることができます。
- 個々の更新 により、一度に 1 つの更新を手動でスケジュールできます。
- 定期的な更新 を使用すると、更新が利用可能な場合に、毎週希望する時間に更新が行われるようにスケジュールを設定できます。定期的な更新は、選択した開始時刻の少なくとも 2 日前に新しいパッチ (z-stream) の更新が利用可能になった場合にのみ発生します。定期的な更新は、OpenShift Cluster Manager の Settings タブで更新が手動で確認された場合にのみ、マイナー (y-stream) 更新をスケジュールします。
マイナーバージョンとパッチ (z-stream) の両方の更新に対していずれかの更新戦略を設定できます。
クラスターのセキュリティーまたは安定性に重大な影響を与える Critical なセキュリティー上の懸念 (CVE) が発生し、お客様がまだ更新をスケジュールしていなければ、お客様への通知後 2 営業日 以内に、Red Hat Site Reliability Engineering (SRE) により、CVE の影響を受けない最新の z-stream バージョンへの更新が自動的にスケジュールされる場合があります。