2.6. ノードの設定


provisioning ネットワークを使用する場合のノードの設定

クラスター内の各ノードには、適切なインストールを行うために以下の設定が必要です。

警告

ノード間で一致していないと、インストールに失敗します。

クラスターノードには 3 つ以上の NIC を追加できますが、インストールプロセスでは最初の 2 つの NIC のみに焦点が当てられます。以下の表では、NIC1 は OpenShift Container Platform クラスターのインストールにのみ使用されるルーティング不可能なネットワーク (provisioning) です。

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NICネットワークVLAN

NIC1

provisioning

<provisioning_vlan>

NIC2

baremetal

<baremetal_vlan>

プロビジョナーノードでの Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9.x インストールプロセスは異なる可能性があります。ローカルの Satellite サーバー、PXE サーバー、PXE 対応の NIC2 を使用して Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9.x をインストールする場合は、以下のようになります。

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PXEブート順序

NIC1 PXE 対応の provisioning ネットワーク

1

NIC2 baremetal ネットワークPXE 対応はオプションです。

2

注記

他のすべての NIC で PXE が無効になっていることを確認します。

コントロールプレーンおよびワーカーノードを以下のように設定します。

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PXEブート順序

NIC1 PXE 対応 (プロビジョニングネットワーク)

1

provisioning ネットワークを使用しないノードの設定

インストールプロセスには、1 つの NIC が必要です。

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NICネットワークVLAN

NICx

baremetal

<baremetal_vlan>

NICx は、OpenShift Container Platform クラスターのインストールに使用されるルーティング可能なネットワーク (baremetal) であり、インターネットにルーティング可能です。

重要

provisioning ネットワークは任意ですが、PXE ブートには必要です。provisioning ネットワークなしでデプロイする場合、redfish-virtualmediaidrac-virtualmedia などの仮想メディア BMC アドレス指定オプションを使用する必要があります。

手動での Secure Boot のノードの設定

Secure Boot は、ノードが UEFI ファームウェアドライバー、EFI アプリケーション、オペレーティングシステムなどの信頼できるソフトウェアのみを使用していることを確認できない場合は、ノードの起動を阻止します。

注記

Red Hat は、Redfish 仮想メディアを使用してデプロイする場合にのみ、手動で設定された Secure Boot をサポートします。

Secure Boot を手動で有効にするには、ノードのハードウェアガイドを参照し、以下を実行してください。

手順

  1. ノードを起動し、BIOS メニューを入力します。
  2. ノードのブートモードを UEFI Enabled に設定します。
  3. Secure Boot を有効にします。
重要

Red Hat は、自己生成したキーを使用する Secure Boot をサポートしません。

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