第5章 インストールのトラブルシューティング
5.1. インストールプログラムワークフローのトラブルシューティング
インストール環境のトラブルシューティングを行う前に、ベアメタルへの installer-provisioned installation の全体的なフローを理解することが重要です。次の図は、環境のトラブルシューティングフローをステップごとに示したものです。
ワークフロー 1/4 は、install-config.yaml
ファイルにエラーがある場合や Red Hat Enterprise Linux CoreOS (RHCOS) イメージにアクセスできない場合のトラブルシューティングのワークフローを説明しています。トラブルシューティングに関する提案は、install-config.yaml
のトラブルシューティング を参照してください。
ワークフロー 2/4 は、ブートストラップ仮想マシンの問題、クラスターノードを起動できないブートストラップ仮想マシン、および ログの検査 に関するトラブルシューティングのワークフローを説明しています。provisioning
ネットワークなしに OpenShift Container Platform クラスターをインストールする場合は、このワークフローは適用されません。
ワークフロー 3/4 は、PXE ブートしないクラスターノード のトラブルシューティングワークフローを示しています。Redfish 仮想メディアを使用してインストールする場合、インストールプログラムによるノードのデプロイに必要な最小ファームウェア要件を各ノードが満たしている必要があります。詳細は、前提条件セクションの仮想メディアを使用したインストールのファームウェア要件を参照してください。
ワークフロー 4/4 は、アクセスできない API から 検証済みのインストール までのトラブルシューティングワークフローを示しています。