10.2. ビルドシークレットとしてのサブスクリプションエンタイトルメントの追加


Red Hat サブスクリプションを使用してコンテンツをインストールするビルドには、ビルドシークレットとしてエンタイトルメントキーを含める必要があります。

前提条件

  • サブスクリプションを通じて Red Hat Enterprise Linux (RHEL) パッケージリポジトリーにアクセスできる必要があります。これらのリポジトリーにアクセスするためのエンタイトルメントシークレットは、クラスターがサブスクライブされるときに、Insights Operator によって自動的に作成されます。
  • cluster-admin ロールを持つユーザーとしてクラスターにアクセスできる必要があります。または、openshift-config-managed プロジェクト内のシークレットにアクセスする権限を持っている必要があります。

手順

  1. 次のコマンドを実行して、openshift-config-managed namespace からビルドの namespace にエンタイトルメントシークレットをコピーします。

    $ cat << EOF > secret-template.txt
    kind: Secret
    apiVersion: v1
    metadata:
      name: etc-pki-entitlement
    type: Opaque
    data: {{ range \$key, \$value := .data }}
      {{ \$key }}: {{ \$value }} {{ end }}
    EOF
    $ oc get secret etc-pki-entitlement -n openshift-config-managed -o=go-template-file --template=secret-template.txt | oc apply -f -
  2. etc-pki-entitlement シークレットをビルド設定の Docker ストラテジーでビルドボリュームとして追加します。

    strategy:
      dockerStrategy:
        from:
          kind: ImageStreamTag
          name: ubi9:latest
        volumes:
        - name: etc-pki-entitlement
          mounts:
          - destinationPath: /etc/pki/entitlement
          source:
            type: Secret
            secret:
              secretName: etc-pki-entitlement
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