1.5. chrony タイムサービスの設定
chrony タイムサービス (chronyd) で使用されるタイムサーバーおよび関連する設定は、chrony.conf ファイルのコンテンツを変更し、それらのコンテンツをマシン設定としてノードに渡して設定できます。
手順
chrony.confファイルのコンテンツを含む Butane 設定を作成します。たとえば、ワーカーノードで chrony を設定するには、99-worker-chrony.buファイルを作成します。注記設定ファイルで指定する Butane のバージョン は、OpenShift Container Platform のバージョンと同じである必要があり、末尾は常に
0です。たとえば、4.17.0です。Butane の詳細は、「Butane を使用したマシン設定の作成」を参照してください。Copy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 注記全マシン間の通信の場合、UDP 上の Network Time Protocol (NTP) はポート
123です。外部 NTP タイムサーバーが設定されている場合は、UDP ポート123を開く必要があります。または、NTP サーバーの
1.rhel.pool.ntp.org、2.rhel.pool.ntp.org、または3.rhel.pool.ntp.orgのいずれかを指定できます。DHCP サーバーで NTP を使用する場合は、chrony.confファイルでsourcedir /run/chrony-dhcpパラメーターを設定する必要があります。Butane を使用して、ノードに配信される設定を含む
MachineConfigオブジェクトファイル (99-worker-chrony.yaml) を生成します。butane 99-worker-chrony.bu -o 99-worker-chrony.yaml
$ butane 99-worker-chrony.bu -o 99-worker-chrony.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow 以下の 2 つの方法のいずれかで設定を適用します。
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クラスターがまだ起動していない場合は、マニフェストファイルを生成した後に、
MachineConfigオブジェクトファイルを<installation_directory>/openshiftディレクトリーに追加してから、クラスターの作成を続行します。 クラスターがすでに実行中の場合は、ファイルを適用します。
oc apply -f ./99-worker-chrony.yaml
$ oc apply -f ./99-worker-chrony.yamlCopy to Clipboard Copied! Toggle word wrap Toggle overflow
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クラスターがまだ起動していない場合は、マニフェストファイルを生成した後に、