第14章 Cluster Monitoring Operator の config map 参照
14.1. Cluster Monitoring Operator 設定リファレンス
OpenShift Container Platform クラスターモニタリングの一部は設定可能です。API には、さまざまな config map で定義されるパラメーターを設定してアクセスできます。
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モニタリングコンポーネントを設定するには、
openshift-monitoring
namespace でcluster-monitoring-config
という名前のConfigMap
オブジェクトを編集します。このような設定は ClusterMonitoringConfiguration によって定義されます。 -
ユーザー定義プロジェクトを監視するモニタリングコンポーネントを設定するには、
openshift-user-workload-monitoring
namespace でuser-workload-monitoring-config
という名前のConfigMap
オブジェクトを編集します。これらの設定は UserWorkloadConfiguration で定義されます。
設定ファイルは、常に config map データの config.yaml
キーで定義されます。
重要
- モニタリングスタックのすべての設定パラメーターが公開されるわけではありません。このリファレンスにリストされているパラメーターとフィールドのみが設定でサポートされます。サポートされる設定の詳細は、メンテナンスおよび監視のサポート を参照してください。
- クラスターモニタリングの設定はオプションです。
- 設定が存在しないか、空の場合には、デフォルト値が使用されます。
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設定に無効な YAML データがある場合、Cluster Monitoring Operator がリソースの調整を停止し、Operator のステータス状態で
Degraded=True
ステータスを報告します。OpenShift Container Platform 4.17.5 以降では、検証基準が改善されました。サポートされていないフィールドまたは無効な設定が検出されると、Cluster Monitoring Operator のバージョン 4.18 以降へのアップグレードがブロックされます。