16.5. multicluster engine Operator へのホステッドクラスターの自動インポートの無効化


ホステッドクラスターは、コントロールプレーンが使用可能になった後、multicluster engine Operator に自動的にインポートされます。必要に応じて、ホステッドクラスターの自動インポートを無効にすることができます。

自動インポートを無効にしても、以前にインポートされたホステッドクラスターは影響を受けません。multicluster engine Operator 2.5 にアップグレードし、自動インポートが有効になっている場合、コントロールプレーンが使用可能な場合、インポートされていないすべてのホステッドクラスターが自動的にインポートされます。

注記

Red Hat Advanced Cluster Management がインストールされている場合は、すべての Red Hat Advanced Cluster Management アドオンも有効になります。

自動インポートが無効になっている場合、新しく作成されたホステッドクラスターのみが自動的にインポートされません。すでにインポートされているホステッドクラスターは影響を受けません。コンソールを使用するか、ManagedCluster および KlusterletAddonConfig カスタムリソースを作成することにより、クラスターを手動でインポートすることもできます。

手順

ホステッドクラスターの自動インポートを無効にするには、次の手順を実行します。

  1. ハブクラスターで、次のコマンドを入力して、multicluster engine Operator がインストールされている namespace の AddonDeploymentConfig リソースにある hypershift-addon-deploy-config 仕様を開きます。

    $ oc edit addondeploymentconfig hypershift-addon-deploy-config \
      -n multicluster-engine
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  2. 次の例に示すように、spec.customizedVariables セクションで、値が "true"autoImportDisabled 変数を追加します。

    apiVersion: addon.open-cluster-management.io/v1alpha1
    kind: AddOnDeploymentConfig
    metadata:
      name: hypershift-addon-deploy-config
      namespace: multicluster-engine
    spec:
      customizedVariables:
       - name: hcMaxNumber
         value: "80"
      - name: hcThresholdNumber
        value: "60"
      - name: autoImportDisabled
        value: "true"
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  3. 自動インポートを再度有効にするには、autoImportDisabled 変数の値を "false" に設定するか、AddonDeploymentConfig リソースから変数を削除します。
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