4.2. Red Hat が提供するカタログ


重要

Operator Lifecycle Manager (OLM) v1 はテクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビューの機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行いフィードバックを提供していただくことを目的としています。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

Red Hat は、デフォルトで OpenShift Container Platform に含まれる複数の Operator カタログを提供します。

重要

現在、Operator Lifecycle Manager (OLM) v1 は、Red Hat が提供する Operator カタログなどのプライベートレジストリーを認証できません。これは既知の問題です。その結果、Red Hat Operators カタログがインストールされていることを前提とする OLM v1 の手順は機能しません。(OCPBUGS-36364)

4.2.1. Red Hat が提供する Operator カタログについて

Red Hat が提供するカタログソースは、デフォルトで openshift-marketplace namespace にインストールされます。これにより、すべての namespace でクラスター全体でカタログを利用できるようになります。

以下の Operator カタログは Red Hat によって提供されます。

カタログインデックスイメージ説明

redhat-operators

registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.17

Red Hat によってパッケージ化され、出荷される Red Hat 製品。Red Hat によってサポートされます。

certified-operators

registry.redhat.io/redhat/certified-operator-index:v4.17

大手独立系ソフトウェアベンダー (ISV) の製品。Red Hat は ISV とのパートナーシップにより、パッケージ化および出荷を行います。ISV によってサポートされます。

redhat-marketplace

registry.redhat.io/redhat/redhat-marketplace-index:v4.17

Red Hat Marketplace から購入できる認定ソフトウェア。

community-operators

registry.redhat.io/redhat/community-operator-index:v4.17

redhat-openshift-ecosystem/community-operators-prod/operators GitHub リポジトリーで、関連する担当者によって保守されているソフトウェア。正式なサポートはありません。

クラスターのアップグレード時に、Red Hat が提供するデフォルトのカタログソースのインデックスイメージのタグは、Operator Lifecycle Manager (OLM) が最新版のカタログをプルするように、Cluster Version Operator (CVO) により自動更新されます。たとえば、OpenShift Container Platform 4.8 から 4.9 にアップグレードする場合には、redhat-operators カタログの CatalogSource オブジェクトの spec.image フィールドは、以下から更新されます。

registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.8

更新後は次のようになります。

registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.9
Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

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