1.11. ブリッジに接続された NIC の静的 IP の取得


重要

NIC の静的 IP のキャプチャーは、テクノロジープレビュー機能です。テクノロジープレビュー機能は、Red Hat 製品のサービスレベルアグリーメント (SLA) の対象外であり、機能的に完全ではないことがあります。Red Hat は、実稼働環境でこれらを使用することを推奨していません。テクノロジープレビュー機能は、最新の製品機能をいち早く提供して、開発段階で機能のテストを行い、フィードバックを提供していただくことを目的としています。

Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。

クラスター内のノードに Linux ブリッジインターフェイスを作成し、単一の NodeNetworkConfigurationPolicy マニフェストをクラスターに適用して NIC の静的 IP 設定をブリッジに転送します。

以下の YAML ファイルは、Linux ブリッジインターフェイスのマニフェストの例です。これには、独自の情報で置き換える必要のあるサンプルの値が含まれます。

apiVersion: nmstate.io/v1
kind: NodeNetworkConfigurationPolicy
metadata:
  name: br1-eth1-copy-ipv4-policy 
1

spec:
  nodeSelector: 
2

    node-role.kubernetes.io/worker: ""
  capture:
    eth1-nic: interfaces.name=="eth1" 
3

    eth1-routes: routes.running.next-hop-interface=="eth1"
    br1-routes: capture.eth1-routes | routes.running.next-hop-interface := "br1"
  desiredState:
    interfaces:
      - name: br1
        description: Linux bridge with eth1 as a port
        type: linux-bridge 
4

        state: up
        ipv4: "{{ capture.eth1-nic.interfaces.0.ipv4 }}" 
5

        bridge:
          options:
            stp:
              enabled: false
          port:
            - name: eth1 
6

     routes:
        config: "{{ capture.br1-routes.routes.running }}"
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1
ポリシーの名前。
2
オプション: nodeSelector パラメーターを含めない場合、ポリシーはクラスター内のすべてのノードに適用されます。この例では node-role.kubernetes.io/worker: "" ノードセレクターを使用し、クラスター内のすべてのワーカーノードを選択します。
3
ブリッジを接続するノード NIC への参照。
4
インターフェイスのタイプ。この例では、ブリッジを作成します。
5
ブリッジインターフェイスの IP アドレス。この値は、spec.capture.eth1-nic エントリーにより参照される NIC の IP アドレスと一致します。
6
ブリッジが接続されるノードの NIC。
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