2.9. ネットワークの復元
非接続クラスターを再接続し、オンラインレジストリーからイメージをプルする場合は、クラスターの ImageContentSourcePolicy (ICSP) オブジェクトを削除します。ICSP がない場合、外部レジストリーへのプルリクエストはミラーレジストリーにリダイレクトされなくなります。
手順
クラスターの ICSP オブジェクトを表示します。
$ oc get imagecontentsourcepolicy
出力例
NAME AGE mirror-ocp 6d20h ocp4-index-0 6d18h qe45-index-0 6d15h
クラスターの切断時に作成した ICSP オブジェクトをすべて削除します。
$ oc delete imagecontentsourcepolicy <icsp_name> <icsp_name> <icsp_name>
以下に例を示します。
$ oc delete imagecontentsourcepolicy mirror-ocp ocp4-index-0 qe45-index-0
出力例
imagecontentsourcepolicy.operator.openshift.io "mirror-ocp" deleted imagecontentsourcepolicy.operator.openshift.io "ocp4-index-0" deleted imagecontentsourcepolicy.operator.openshift.io "qe45-index-0" deleted
すべてのノードが再起動して READY ステータスに戻るまで待ち、
registries.conf
ファイルがミラーレジストリーではなく、元のレジストリーを参照していることを確認します。ノードにログインします。
$ oc debug node/<node_name>
/host
をデバッグシェル内のルートディレクトリーとして設定します。sh-4.4# chroot /host
registries.conf
ファイルを確認します。sh-4.4# cat /etc/containers/registries.conf
出力例
unqualified-search-registries = ["registry.access.redhat.com", "docker.io"] 1
- 1
- 削除した ICSP によって作成された
registry
およびregistry.mirror
エントリーが削除されています。