4.3. アプリケーションおよびコンポーネントとの対話
Web コンソールの Developer パースペクティブの Topology ビューでは、Graph view に、アプリケーションおよびコンポーネントと対話するための次のオプションが提供されます。
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Open URL (
) をクリックして、パブリック URL のルートで公開されるアプリケーションを表示します。
Edit Source code をクリックして、ソースコードにアクセスし、これを変更します。
注記この機能は、From Git、From Catalog、および From Dockerfile オプションを使用してアプリケーションを作成する場合にのみ利用できます。
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カーソルを Pod の左下のアイコンの上に置き、最新ビルドおよびそのステータスを確認します。アプリケーションビルドのステータスは、New (
)、Pending ()、Running (
)、Completed (
)、Failed (
)、および Canceled (
) と表示されます。
Pod のステータスまたはフェーズは、色で区別され、ツールチップで次のように表示されます。
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Running (
): Pod はノードにバインドされ、すべてのコンテナーが作成されます。1 つ以上のコンテナーが実行中か、起動または再起動のプロセスが実行中です。
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Not Ready(
): 複数のコンテナーを実行している Pod。すべてのコンテナーが準備状態にある訳ではありません。
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Warning(
): Pod のコンテナーは終了されていますが、正常に終了しませんでした。一部のコンテナーは、他の状態にある場合があります。
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Failed(
): Pod 内のすべてのコンテナーは終了しますが、少なくとも 1 つのコンテナーが終了に失敗しました。つまり、コンテナーはゼロ以外のステータスで終了するか、システムによって終了された状態であるかのいずれかになります。
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Pending(
): Pod は Kubernetes クラスターによって受け入れられますが、1 つ以上のコンテナーが設定されておらず、実行される準備が整っていません。これには、Pod がスケジュールされるのを待機する時間や、ネットワーク経由でコンテナーイメージのダウンロードに費やされた時間が含まれます。
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Succeeded(
): Pod のすべてのコンテナーが正常に終了し、再起動されません。
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Terminating(
): Pod が削除されている場合に、一部の kubectl コマンドによって Terminating と表示されます。Terminating ステータスは Pod フェーズのいずれにもありません。Pod には正常な終了期間が付与されます。これはデフォルトで 30 秒に設定されます。
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Unknown(
): Pod の状態を取得できませんでした。このフェーズは、通常、Pod が実行されているノードとの通信でエラーが発生するために生じます。
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Running (
アプリケーションを作成し、イメージがデプロイされると、ステータスは Pending と表示されます。アプリケーションをビルドすると、Runningと表示されます。
図4.1 Application トポロジー
以下のように、異なるタイプのリソースオブジェクトのインジケーターと共に、アプリケーションリソース名が追加されます。
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CJ:
CronJob
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D:
Deployment
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DC:
DeploymentConfig
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DS:
DaemonSet
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J:
Job
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P:
Pod
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SS:
StatefulSet
(Knative): サーバーレスアプリケーション
注記サーバーレスアプリケーションでは、Graph view での読み込みおよび表示にしばらく時間がかかります。サーバーレスアプリケーションをデプロイすると、これは最初にサービスリソースを作成し、次にリビジョンを作成します。続いて、これは Graph view にデプロイされ、表示されます。これが唯一のワークロードの場合には、Add ページにリダイレクトされる可能性があります。リビジョンがデプロイされると、サーバーレスアプリケーションは Graph view ビューに表示されます。
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CJ: