14.2. ライブオペレーティングシステムイメージからの起動


factory-precaching-cli ツールを使用して、1 つのディスクしか使用できず、外部ディスクドライブをサーバーに接続できないサーバーを起動できます。

警告

RHCOS では、ディスクが RHCOS イメージで書き込まれようとしているときに、ディスクが使用されていない必要があります。

サーバーハードウェアに応じて、次のいずれかの方法を使用して、空のサーバーに RHCOS ライブ ISO をマウントできます。

  • Dell サーバーで Dell RACADM ツールを使用する。
  • HP サーバーで HPONCFG ツールを使用する。
  • Redfish BMC API を使用する。
注記

マウント手順を自動化することを推奨します。手順を自動化するには、必要なイメージをプルして、ローカル HTTP サーバーでホストする必要があります。

前提条件

  • ホストの電源を入れた。
  • ホストへのネットワーク接続がある。
手順

この例の手順では、Redfish BMC API を使用して RHCOS ライブ ISO をマウントします。

  1. RHCOS ライブ ISO をマウントします。

    1. 仮想メディアのステータスを確認します。

      $ curl --globoff -H "Content-Type: application/json" -H \
      "Accept: application/json" -k -X GET --user ${username_password} \
      https://$BMC_ADDRESS/redfish/v1/Managers/Self/VirtualMedia/1 | python -m json.tool
    2. ISO ファイルを仮想メディアとしてマウントします。

      $ curl --globoff -L -w "%{http_code} %{url_effective}\\n" -ku ${username_password} -H "Content-Type: application/json" -H "Accept: application/json" -d '{"Image": "http://[$HTTPd_IP]/RHCOS-live.iso"}' -X POST https://$BMC_ADDRESS/redfish/v1/Managers/Self/VirtualMedia/1/Actions/VirtualMedia.InsertMedia
    3. 仮想メディアから 1 回起動するように起動順序を設定します。

      $ curl --globoff  -L -w "%{http_code} %{url_effective}\\n"  -ku ${username_password}  -H "Content-Type: application/json" -H "Accept: application/json" -d '{"Boot":{ "BootSourceOverrideEnabled": "Once", "BootSourceOverrideTarget": "Cd", "BootSourceOverrideMode": "UEFI"}}' -X PATCH https://$BMC_ADDRESS/redfish/v1/Systems/Self
  2. 再起動し、サーバーが仮想メディアから起動していることを確認します。

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