6.5. 外部トラフィックの IPsec 暗号化
OpenShift Container Platform は、外部ホスト宛のトラフィックを暗号化する IPsec の使用をサポートし、転送中のデータの機密性および整合性を確保します。この機能は、提供する必要のある X.509 証明書に依存します。
6.5.1. サポート対象のプラットフォーム リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
この機能は次のプラットフォームでサポートされています。
- ベアメタル
- Google Cloud Platform (GCP)
- Red Hat OpenStack Platform (RHOSP)
- VMware vSphere
重要
Red Hat Enterprise Linux (RHEL)コンピュートノードを使用している場合、これらは外部トラフィックの IPsec 暗号化をサポートしません。
クラスターが Red Hat OpenShift Container Platform の Hosted Control Plane を使用している場合、外部ホストへのトラフィックを暗号化するための IPsec の設定はサポートされません。
6.5.2. 制限事項 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
次の禁止事項が遵守されていることを確認してください。
- 外部トラフィックの IPsec を設定する場合、IPv6 設定は現在 NMState Operator によってサポートされません。
-
提供する証明書バンドル内の証明書共通名 (CN) には、接頭辞
ovs_
を指定できません。この名前は、各ノードのネットワークセキュリティーサービス (NSS) データベース内の Pod 間の IPsec CN 名と競合する可能性があるためです。