2.2.5. backend-cronDeployment Config のリソース要件の増加
現在の手順
3scale 2.11 の時点で、backend-cron
DeploymentConfig は以前のバージョンよりも多くのメモリーを消費する可能性があります。この手順で、最大メモリーの制限値を現在の設定値よりも大きくすることができます。
3scale 2.11 で必要なbackend-cron
のリソースは以下の通りです。
{ "limits": { "cpu": "500m", "memory": "500Mi" }, "requests": { "cpu": "100m", "memory": "100Mi" } }
現在のbackend-cron
のデプロイメントにメモリーの制限がない場合や、リソースの要件がこれよりも高い場合は、以下の手順を実行する必要はありません。
手順
以下のコマンドで、
backend-cron
に設定されている現在のリソース要件を確認します。$ oc get dc backend-cron -o json | jq .spec.template.spec.containers[0].resources
出力が空または
NULL
の場合は、リソース要求が設定されていないことを意味します。現在の
backend-cron
の必要リソースを増やすには、以下のコマンドを実行します。$ oc patch dc backend-cron --patch '{"spec":{"template":{"spec":{"containers":[{"name":"backend-cron","resources":{"limits":{"memory":"500Mi", "cpu": "500m"}, "requests":{"memory":"100Mi", "cpu": "100m"}}}]}}}}'
このコマンドがトリガーとなり
backend-cron
が再デプロイされます。再デプロイされ、対応する新しい Pod の準備が整い、以前の Pod が終了するまで待ちます。
次のステップ