2.2. テンプレートベースのインストール環境における 2.10 から 2.11 へのアップグレード
テンプレートベースのインストール環境において、3scale 2.10 を 2.11 にアップグレードするには、本セクションに記載の手順に従います。
アップグレードを開始するには、3scale がデプロイされているプロジェクトに移動します。
$ oc project <3scale-project>
続いて、以下の順序で手順を実行します。
2.2.1. 3scale プロジェクトのバックアップの作成
前の手順
なし
現在の手順
3scale プロジェクトのバックアップを作成するのに必要なアクションを以下のリストに示します。
手順
3scale で使用するデータベースに応じて、${SYSTEM_DB} を以下のいずれかの値に設定します。
-
データベースが MySQL の場合:
SYSTEM_DB=system-mysql
-
データベースが PostgreSQL の場合:
SYSTEM_DB=system-postgresql
-
データベースが MySQL の場合:
既存の DeploymentConfigs でバックアップファイルを作成します。
$ THREESCALE_DC_NAMES="apicast-production apicast-staging backend-cron backend-listener backend-redis backend-worker system-app system-memcache ${SYSTEM_DB} system-redis system-sidekiq system-sphinx zync zync-database zync-que" for component in ${THREESCALE_DC_NAMES}; do oc get --export -o yaml dc ${component} > ${component}_dc.yml ; done
export all
コマンドでエクスポートされるプロジェクト内のすべての既存 OpenShift リソースをバックアップします。$ oc get -o yaml --export all > threescale-project-elements.yaml
export all
コマンドでエクスポートされない追加の要素でバックアップファイルを作成します。$ for object in rolebindings serviceaccounts secrets imagestreamtags cm rolebindingrestrictions limitranges resourcequotas pvc templates cronjobs statefulsets hpa deployments replicasets poddisruptionbudget endpoints do oc get -o yaml --export $object > $object.yaml done
- 生成されたすべてのファイルが空ではないこと、およびそれらすべての内容が予想どおりであることを確認します。
次のステップ