第4章 operator ベースの 3scale のアップグレードガイド: 2.10 から 2.11 へ
オペレーターベースのインストールで Red Hat 3scale API Management をバージョン 2.10 から 2.11 にアップグレードして、Open Shift 4.x で 3scale を管理できるようにします。
3scale のマイクロリリースを自動的に取得するには、自動更新が有効であることを確認してください。これを確認するには、Setting up the 3scale operator for micro releases を参照してください。
必要な条件および手順を理解するために、記載の手順を適用する前に、アップグレードガイド全体を読んでください。アップグレードプロセスの手順が完了するまで、サービスの提供が中断されます。このサービス中断が生じるため、メンテナンス期間を設けるようにしてください。
4.1. アップグレードを行うための前提条件
本セクションでは、operator ベースのインストール環境において、3scale を 2.10 から 2.11 にアップグレードするのに必要な設定について説明します。
OpenShift Container Platform (OCP) 4.6、4.7、4.8 クラスターおよびその管理者アクセス
- OCP 4.9 にアップグレードする前に、3scale の 2.10 から 2.11 へのアップグレードを行う必要があります。
- 注: 3scale をアップグレードする前に OCP を 4.9 以上にアップグレードした場合には、インストールは機能しません。
- 3scale operator によりデプロイされている 3scale 2.10
threescale-2.10
チャネルの最新 CSV が使用されていることを確認します。以下を確認してください。- サブスクリプションの承認設定が自動の場合は、すでに最新の CSV バージョンのチャンネルになっているはずです。
- サブスクリプションの承認設定が手動の場合、保留中のすべての Install Plans を承認し、最新の CSV バージョンがあることを確認してください。
- 保留中のインストールプランがある場合、さらに保留中のインストールプランがある可能性があり、既存の保留中のプランがインストールされた後にのみ表示されることに注意してください。