第3章 テンプレートを使用した 3scale バージョン 2.11.0 からバージョン 2.11.1 へのアップグレード
Red Hat 3scale API Management をバージョン 2.11.0 からバージョン 2.11.1 にアップグレードするには、Open Shift 3.11 でテンプレートベースのデプロイメントを使用します。
重要
必要な条件および手順を理解するために、記載の手順を適用する前に、アップグレードガイド全体を読んでください。アップグレードプロセスの手順が完了するまで、サービスの提供が中断されます。このサービス中断が生じるため、メンテナーンス期間を設けるようにしてください。
3.1. アップグレードを行うための前提条件
本セクションでは、テンプレートベースのインストール環境において、3scale を 2.11.0 から 2.11.1 にアップグレードするのに必要な設定、タスク、およびツールについて説明します。
3.1.1. 設定
- OpenShift 3.11 上の 3scale では、テンプレートを使用した 2.11.0 から 2.11.1 へのアップグレードパスがサポートされます。
3.1.2. 主要なタスク
- OpenShift CLI ツールが 3scale をデプロイしたプロジェクトに設定されるようにする。
- 3scale で使用しているデータベースのバックアップを行う。バックアップの手順は、データベースのタイプや設定により異なります。
3.1.3. ツール
アップグレードを行うには、以下のツールが必要です。
- テンプレートを使用して OpenShift 3.11 のプロジェクトにデプロイされた 3scale 2.11.0
- Bash シェル: アップグレード手順で詳細を説明するコマンドを実行します。
- base64: シークレットの情報をエンコードおよびデコードします。
- jq: JSON 変換用です。