第5章 operator ベースの APIcast のアップグレードガイド: 2.10 から 2.11 へ
オペレータベースのインストールで APIcast を 2.10 から 2.11 にアップグレードすると、APIcast API ゲートウェイを使用して、内部および外部の API サービスを 3scale と統合できます。
必要な条件および手順を理解するために、記載の手順を適用する前に、アップグレードガイド全体を読んでください。アップグレードプロセスの手順が完了するまで、サービスの提供が中断されます。このサービス中断が生じるため、メンテナンス期間を設けるようにしてください。
5.1. アップグレードを行うための前提条件
オペレーターベースのインストールで APIcast を 2.10 から 2.11 にアップグレードするには、以下の前提条件を満たしている必要があります。
OpenShift Container Platform (OCP) 4.6、4.7、4.8 クラスターおよびその管理者アクセス
- OCP 4.9 にアップグレードする前に、APIcast の 2.10 から 2.11 へのアップグレードを行う必要があります。
- 注: APIcast をアップグレードする前に OCP を 4.9 以上にアップグレードした場合には、インストールは機能しません。
- APIcast operator によりデプロイされている APIcast 2.10
threescale-2.10
チャネルの最新 CSV が使用されていることを確認します。以下を確認してください。- サブスクリプションの承認設定が自動の場合は、すでに最新の CSV バージョンのチャンネルになっているはずです。
- サブスクリプションの承認設定が手動の場合、保留中のすべての Install Plans を承認し、最新の CSV バージョンがあることを確認してください。
- 保留中のインストールプランがある場合、さらに保留中のインストールプランがある可能性があり、既存の保留中のプランがインストールされた後にのみ表示されることに注意してください。