3.2. 設定ポリシーコントローラーの同時実行性を設定する
マネージドクラスターごとに設定ポリシーコントローラーの並行処理性を設定して、同時に評価できる設定ポリシーの数を変更できます。デフォルト値の 2
を変更するには、policy-evaluation-concurrency
アノテーションを引用符で囲んだゼロ以外の整数で設定します。次いで、ハブクラスターのマネージドクラスター namespace で、ManagedClusterAddOn
オブジェクト名の値を config-policy-controller
に設定します。
注記: 同時実行値を増やすと config-policy-controller
Pod、Kubernetes API サーバー、および OpenShift API サーバー上の CPU とメモリーの使用率が増加します。
次の YAML の例を参照してください。ここでは、cluster1
という名前のマネージドクラスターで同時実行性が 5
に設定されています。
apiVersion: addon.open-cluster-management.io/v1alpha1 kind: ManagedClusterAddOn metadata: name: config-policy-controller namespace: cluster1 annotations: policy-evaluation-concurrency: "5" spec: installNamespace: open-cluster-management-agent-addon