1.2. アプリケーションコンソール
コンソールには、アプリケーションライフサイクル管理用のダッシュボードが含まれます。コンソールダッシュボードを使用し、アプリケーションの作成および管理、アプリケーションステータスの表示が可能です。機能が強化され、開発者およびオペレーションスタッフは全クラスターのアプリケーションの作成、デプロイ、更新、管理、可視化がしやすくなります。
以下のアプリケーションコンソール機能を参照してください。
重要: 利用可能なアクションは割り当てられたロールに基づきます。「ロールベースのアクセス制御」のドキュメントで、アクセス要件について確認してください。
- 関連するリソースリポジトリーやサブスクリプションおよび配置設定など、クラスター全体にデプロイされたアプリケーションを可視化する。
-
アプリケーションの作成および編集とリソースのサブスクライブを行います。デフォルトでは、ハブクラスターは自己管理ができ、
local cluster
の名前を指定します。このローカルクラスターに、アプリケーションリソースをデプロイできますが、ローカルクラスターへのアプリケーションのデプロイはベストプラクティスではありません。 - Overview から、アプリケーションをクリックしてトポロジーを表示し、リソースリポジトリー、サブスクリプション、配置ルール、Ansible Tower タスクを使用した (git リポジトリー用の) デプロイメント前後のフック (オプション) などのデプロイされたリソースを含む、アプリケーションリソースに対応するトポロジービューにアクセスする。
-
詳細設定
を使用して、サブスクリプション、および配置ルールおよびチャネルを表示または編集します。 - デプロイメント、更新、およびサブスクリプションなど、アプリケーションのコンテキストで個別のステータスを表示する。
コンソールには、アプリケーション管理機能をそれぞれ提供する各種ツールが含まれます。このような機能を使用すると、アプリケーションリソースの作成、検索、更新、デプロイを簡単に行えます。
1.2.1. アプリケーションの概要
メインの Overview タブで、以下を参照してください。
- 全アプリケーションを表示するテーブル
- 一覧表示されたアプリケーションをフィルタリングする Search ボックス
- アプリケーション名と namespace
- Argo アプリケーションを含む、サブスクリプションを使用してリソースをデプロイするリモートおよびローカルクラスターの数
- アプリケーションがデプロイしたリソースの定義が格納されているリポジトリーへのリンク
- 期間の制約の表示 (作成されている場合)
- アプリケーションの作成日
- 割り当てられたロールで利用可能なその他のアクション
コンソールからアプリケーションセットが表示されます。
-
ApplicationSet
は、ApplicationSet
コントローラーから生成される Argo アプリケーションを表します。 - Overview の詳細で、View application set をクリックします。
- クリックして Application set YAML を表示します。
-
アプリケーションが
ApplicationSet
から生成された場合には、他のアプリが同じリソースをデプロイできる場合でも、同じセットえ生成されたアプリケーションだけとグループ化されます。 -
ApplicationSet
でデプロイされていない場合には、アプリはリソース別にグループ化されます。
-
1.2.1.1. 単一アプリケーションの概要
テーブルのアプリケーション名をクリックし、1 つのアプリケーションの詳細を表示します。以下を参照してください。
- リソースのステータスなどのクラスターの情報
- サブスクリプションの情報
- リソーストポロジー
- Launch Argo エディター などのアクション
Editor タブは Red Hat Advanced Cluster Management アプリケーションでのみ利用できます。クリックし、アプリケーションと関連リソースを編集します。