2.9. 可観測性の無効化
可観測性を無効にして、Red Hat Advanced Cluster Management ハブクラスターでデータ収集を停止します。
2.9.1. すべてのクラスターで可観測性を無効にする
すべてのマネージドクラスターで可観測性コンポーネントを削除して、可観測性を無効にします。
enableMetrics
を false
に設定して、multicluster-observability-operator
リソースを更新します。更新されたリソースは、以下のような変更内容になります。
spec: imagePullPolicy: Always imagePullSecret: multiclusterhub-operator-pull-secret observabilityAddonSpec: # The ObservabilityAddonSpec defines the global settings for all managed clusters which have observability add-on enabled enableMetrics: false #indicates the observability addon push metrics to hub server
2.9.2. 単一クラスターで可観測性を無効にする
特定のマネージドクラスターの可観測性コンポーネントを削除して可観測性を無効にします。managedclusters.cluster.open-cluster-management.io
のカスタムリソースに observability: disabled
ラベルを追加します。
Red Hat Advanced Cluster Management コンソールの Clusters ページから、指定したクラスターに observability=disabled
ラベルを追加します。
注記: 可観測性コンポーネントが含まれるマネージドクラスターをデタッチすると、metrics-collector
デプロイメントが削除されます。