4.2. Grafana 開発者インスタンスの設定


grafana-dev インスタンスを作成して、Grafana ダッシュボードを設計できます。まず、stolostron/multicluster-observability-operator/ リポジトリーのクローンを作成し、tools フォルダーにあるスクリプトを実行できるようにします。必ず最新の grafana-dev インスタンスを使用してください。

Grafana 開発者インスタンスを設定するには、以下の手順を実行します。

  1. setup-grafana-dev.sh を実行して、Grafana インスタンスを設定します。スクリプトを実行すると、secret/grafana-dev-configdeployment.apps/grafana-devservice/grafana-devingress.extensions/grafana-devpersistentvolumeclaim/grafana-dev のリソースが作成されます。

    ./setup-grafana-dev.sh --deploy
    secret/grafana-dev-config created
    deployment.apps/grafana-dev created
    service/grafana-dev created
    serviceaccount/grafana-dev created
    clusterrolebinding.rbac.authorization.k8s.io/open-cluster-management:grafana-crb-dev created
    route.route.openshift.io/grafana-dev created
    persistentvolumeclaim/grafana-dev created
    oauthclient.oauth.openshift.io/grafana-proxy-client-dev created
    deployment.apps/grafana-dev patched
    service/grafana-dev patched
    route.route.openshift.io/grafana-dev patched
    oauthclient.oauth.openshift.io/grafana-proxy-client-dev patched
    clusterrolebinding.rbac.authorization.k8s.io/open-cluster-management:grafana-crb-dev patched
  2. switch-to-grafana-admin.sh スクリプトを使用して、ユーザーロールを Grafana 管理者に切り替えます。

    1. Grafana の URL https://grafana-dev-open-cluster-management-observability.{OPENSHIFT_INGRESS_DOMAIN} を選択し、ログインします。
    2. 次に、以下のコマンドを実行して、切り替えユーザーを Grafana 管理者として追加します。たとえば、kubeadmin を使用してログインしたら、以下のコマンドを実行します。

      ./switch-to-grafana-admin.sh kube:admin
      User <kube:admin> switched to be grafana admin

Grafana 開発者インスタンを設定します。

4.2.1. Grafana のバージョン検証

コマンドラインインターフェイス (CLI) または Grafana ユーザーインターフェイスから Grafana のバージョンを検証します。

ハブクラスターにログインした後、observabilty-grafana Pod ターミナルにアクセスします。以下のコマンドを実行します。

grafana-cli

現在クラスター環境内にデプロイされている Grafana のバージョンが表示されます。

Grafana ダッシュボードの Manage タブに移動することもできます。ページの最後までスクロールすると、バージョンリストがあります。

Red Hat logoGithubRedditYoutubeTwitter

詳細情報

試用、購入および販売

コミュニティー

Red Hat ドキュメントについて

Red Hat をお使いのお客様が、信頼できるコンテンツが含まれている製品やサービスを活用することで、イノベーションを行い、目標を達成できるようにします。

多様性を受け入れるオープンソースの強化

Red Hat では、コード、ドキュメント、Web プロパティーにおける配慮に欠ける用語の置き換えに取り組んでいます。このような変更は、段階的に実施される予定です。詳細情報: Red Hat ブログ.

会社概要

Red Hat は、企業がコアとなるデータセンターからネットワークエッジに至るまで、各種プラットフォームや環境全体で作業を簡素化できるように、強化されたソリューションを提供しています。

© 2024 Red Hat, Inc.