2.4.2. Init コンテナーイメージの環境変数
Init コンテナーイメージの operator.yaml
設定ファイルに含まれる環境変数には、以下の命名規則があります。
RELATED_IMAGE_ActiveMQ_Artemis_Broker_Init_<AMQ_Broker_version_identifier>
特定の AMQ Broker バージョンの環境変数名を以下に示します。
-
RELATED_IMAGE_ActiveMQ_Artemis_Broker_Init_781
-
RELATED_IMAGE_ActiveMQ_Artemis_Broker_Init_782
-
RELATED_IMAGE_ActiveMQ_Artemis_Broker_Init_790
各環境変数の値は、Red Hat で利用できる Init コンテナーイメージを指定します。以下は例になります。
- name: RELATED_IMAGE_ActiveMQ_Artemis_Broker_Init_790 #value: registry.redhat.io/amq7/amq-broker-init-rhel8:0.4-17 value: registry.redhat.io/amq7/amq-broker-init-rhel8@sha256:b74d03ed852a3731467ffda95266ce49f2065972f1c37bf254f3d52b34c11991
したがって、AMQ Broker のバージョンに基づいて、Operator は該当する環境変数名を決定します。Operator は init コンテナーの起動時に対応するイメージ値を使用します。
例のように、Operator は Secure Hash Algorithm (SHA) 値で表されるイメージを使用します。数字記号 (#
) 記号で始まるコメント行は、SHA 値が特定のコンテナーイメージタグに対応していることを示します。対応するコンテナーイメージタグが、0 .4-17 形式のフローティングタグでは ない ことを確認
します。つまり、Operator で使用されるコンテナーイメージは固定されたままになります。Operator は、新しい マイクロ イメージバージョン(0.4 -17- n、n
は最新のマイクロバージョン)を自動的にプルし、使用しませ ん。
Init コンテナーイメージの operator.yaml
設定ファイルに含まれる環境変数には、以下の命名規則があります。
- OpenShift Container Platform
-
RELATED_IMAGE_ActiveMQ_Artemis_Broker_Init_<AMQ_Broker_version_identifier>
- IBM Z での OpenShift Container Platform
-
RELATED_IMAGE_ActiveMQ_Artemis_Broker_Init_s390x_<AMQ_Broker_version_identifier>
- OpenShift Container Platform on IBM Power Systems
-
RELATED_IMAGE_ActiveMQ_Artemis_Broker_Init_ppc64le_<AMQ_Broker_version_identifier>
サポート対象のコンテナープラットフォームと特定の AMQ Broker バージョンの環境変数名を以下の表に示します。
コンテナープラットフォーム | 環境変数名 |
---|---|
OpenShift Container Platform |
|
IBM Z 上の OpenShift Container Platform |
|
IBM Power Systems 上の OpenShift Container Platform |
|
各環境変数の値は、Red Hat で利用できる Init コンテナーイメージを指定します。以下に例を示します。
- name: RELATED_IMAGE_ActiveMQ_Artemis_Broker_Init_790 #value: registry.redhat.io/amq7/amq-broker-init-rhel8:0.4-17-1 value: registry.redhat.io/amq7/amq-broker-init-rhel8@sha256:b74d03ed852a3731467ffda95266ce49f2065972f1c37bf254f3d52b34c11991
そのため、AMQ Broker のバージョンとコンテナープラットフォームをベースとするため、Operator は該当する環境変数名を決定します。Operator は init コンテナーの起動時に対応するイメージ値を使用します。
例のように、Operator は Secure Hash Algorithm (SHA) 値で表されるイメージを使用します。数字記号 (#
) 記号で始まるコメント行は、SHA 値が特定のコンテナーイメージタグに対応していることを示します。対応するコンテナーイメージタグが、0 .4-17 形式のフローティングタグでは ない ことを確認
します。つまり、Operator で使用されるコンテナーイメージは固定されたままになります。Operator は、新しい マイクロ イメージバージョン(0.4 -17- n、n
は最新のマイクロバージョン)を自動的にプルし、使用しませ ん。
関連情報
- AMQ Broker Operator を使用してブローカーデプロイメントを作成する方法は、3章AMQ Broker Operator を使用した OpenShift Container Platform での AMQ Broker のデプロイ を参照してください。
- Operator が init コンテナーを使用してブローカー設定を生成する方法の詳細は、「Operator によるブローカー設定の生成方法」 を参照してください。
- カスタム Init コンテナーイメージをビルドし、指定する方法については、「カスタム Init コンテナーイメージの指定」 を参照してください。