第2章 AMQ Interconnect Operator のインストール
OperatorHub を使用して、以下の Operator を OpenShift Container Platform クラスターに追加します。
- AMQ Certificate Manager Operator
- AMQ Interconnect Operator によって使用される TLS 証明書を生成する Kubernetes アドオン。この Operator は OpenShift Container Platform クラスター用に 1 回インストールする必要があります。インストールすると、クラスター内のすべてのユーザーおよびプロジェクトで利用可能になります。
- AMQ Interconnect Operator
- AMQ Interconnect ルーターネットワークをデプロイするための Operator。この Operator は、これを使用するプロジェクトごとに個別にインストールする必要があります。
Operator をインストールするには、OpenShift クラスターの管理者権限が必要です。
2.1. AMQ Certificate Manager Operator の追加
AMQ Certificate Manager Operator (cert-manager) は、TLS 証明書を発行および管理する Kubernetes アドオンです。Red Hat Integration - AMQ Interconnect Operator は、それを使用してルーターネットワークのセキュリティー保護に必要な TLS 証明書を自動的に作成します。
AMQ Certificate Manager Operator は、OpenShift Container Platform クラスター用に 1 回インストールする必要があります。インストールすると、クラスター内のすべてのユーザーおよびプロジェクトで利用可能になります。
前提条件
-
cluster-admin
アカウントを使用して OpenShift Container Platform 4.1 クラスターにアクセスできること。
手順
-
OpenShift Container Platform Web コンソールで、
に移動します。 -
利用可能な Operator の一覧から
AMQ Certificate Manager Operator
を選択し、 をクリックします。 Create Operator Subscription ページですべてのデフォルトを受け入れ、 をクリックします。
これにより、Operator はこの OpenShift クラスターを使用するすべてのユーザーおよびプロジェクトで利用可能になります。Subscription Overview ページが表示され、Operator インストールのステータスが表示されます。
ページに切り替え、 openshift-operators
プロジェクトに切り替えます。AMQ Certificate Manager Operator
は、InstallSucceeded のステータスで表示されます。インストールに成功しない場合は、エラーのトラブルシューティングを行います。
-
ページに切り替え、Operator Subscriptions および Install Plans タブで Status の失敗またはエラーの有無を確認します。 -
ページに切り替え、問題を報告している Pod のログを確認します。
-
関連情報
-
cert-manager
の詳細は、cert-manager のドキュメント を参照してください。