6.2. キーストアの提供
キーストアファイルが明示的に設定されておらず、http-enabled
が false に設定されている場合、Red Hat build of Keycloak は conf/server.keystore
ファイルを探します。
代わりに、次のコマンドを実行して既存のキーストアを使用することもできます。
bin/kc.[sh|bat] start --https-key-store-file=/path/to/existing-keystore-file
bin/kc.[sh|bat] start --https-key-store-file=/path/to/existing-keystore-file
キーストアで認識されるファイル拡張子:
-
pkcs12 ファイルの場合は
.p12
、.pkcs12
、.pfx
-
jks ファイルの場合は
.jks
、および.keystore
-
pem ファイルの場合は
.key
、.crt
、.pem
ファイルタイプに一致する拡張子がキーストアにない場合は、https-key-store-type
オプションも設定する必要があります。
6.2.1. Keystore のパスワードを設定する リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
https-key-store-password
オプションを使用して、キーストアにセキュアなパスワードを設定できます。
bin/kc.[sh|bat] start --https-key-store-password=<value>
bin/kc.[sh|bat] start --https-key-store-password=<value>
パスワードが設定されていない場合は、デフォルトのパスワードである password
が使用されます。
6.2.1.1. 認証情報の保護 リンクのコピーリンクがクリップボードにコピーされました!
CLI を使用するか、conf/keycloak.conf
ファイルにパスワードを追加するなどして、プレーンテキストでのパスワード設定を回避してください。代わりに、vault/マウントされたシークレットを使用するなどの適切な方法を使用してください。詳細は、vault の使用 および Red Hat build of Keycloak を実稼働用に設定する を参照してください。