第1章 RPM パッケージからの MicroShift のインストール
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9.2 を搭載したマシンに RPM パッケージから MicroShift をインストールできます。
MicroShift はテクノロジープレビューのみです。このテクノロジープレビューソフトウェアは、Red Hat 製品サービスレベルアグリーメント (SLA) ではサポートされておらず、機能的に完全ではない可能性があります。Red Hat は、本番環境で MicroShift を使用することを推奨していません。テクノロジープレビューは、近々発表予定の製品機能をリリースに先駆けてご提供します。これにより、お客様は機能性をテストし、開発プロセス中にフィードバックをお寄せいただくことができます。
Red Hat は、テクノロジープレビューバージョンから新しいバージョンの MicroShift への更新パスをサポートしていません。新規インストールが必要です。
Red Hat のテクノロジープレビュー機能のサポート範囲に関する詳細は、テクノロジープレビュー機能のサポート範囲 を参照してください。
1.1. MicroShift をインストールするためのシステム要件
MicroShift をインストールする前に、次の条件を満たす必要があります。
- RHEL 9.2
- 2 CPU コア
- MicroShift の場合は 2 GB RAM、ネットワークベースの HTTP または FTP インストールの場合は RHEL で必要な 3 GB RAM
- 10 GB のストレージ
- Red Hat アカウントに有効な MicroShift サブスクリプションがある。サブスクリプションをお持ちでない場合は、営業担当者にお問い合わせください。
- MicroShift RPM を含むサブスクリプションがある。
- ワークロードの永続ボリューム (PV) に十分な容量を持つ論理ボリュームマネージャー (LVM) ボリュームグループ (VG) がある。