2.4. ログローテーションの頻度を上げる
Ceph コンポーネントのデバッグレベルを上げると、大量のデータが生成される可能性があります。ディスクがほぼ満杯になると、/etc/logrotate.d/ceph-<fsid>
にある Ceph ログローテーションファイルを変更することで、ログローテーションを迅速化することができます。Cron ジョブスケジューラーはこのファイルを使用してログローテーションをスケジュールします。
前提条件
- 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
- ノードへのルートレベルのアクセス。
手順
ログローテーションファイルで、ローテーション頻度の後にサイズの設定を追加します。
rotate 7 weekly size SIZE compress sharedscripts
たとえば、ログファイルが 500 MB に達した時点でローテーションを行います。
rotate 7 weekly size 500 MB compress sharedscripts size 500M
注記サイズの値は、'500 MB' または '500M' で表すことができます。
crontab
エディターを開きます。[root@mon ~]# crontab -e
エントリーを追加して、
/etc/logrotate.d/ceph-<fsid>
ファイルを確認します。たとえば、Cron に 30 分ごとに/etc/logrotate.d/ceph-<fsid>
をチェックするように指示するには、以下を実行します。30 * * * * /usr/sbin/logrotate /etc/logrotate.d/ceph-d3bb5396-c404-11ee-9e65-002590fc2a2e >/dev/null 2>&1