2.3. 設定ファイルでのロギングの設定
Ceph サブシステムを設定して、情報、警告、およびエラーメッセージをログファイルに記録します。Ceph 設定ファイルでデバッグレベルを指定することができます (デフォルトでは /etc/ceph/ceph.conf
)。
前提条件
- 稼働中の Red Hat Ceph Storage クラスターがある。
手順
起動時に Ceph のデバッグ出力を有効にするには、システムの起動時に
dout()
のデバッグ設定を Ceph 設定ファイルに追加します。-
各デーモンに共通するサブシステムの場合は、
[global]
セクションに設定を追加します。 特定のデーモンのサブシステムについては、
[mon]
、[osd]
、[mds]
などのデーモンセクションに設定を追加します。例
[global] debug_ms = 1/5 [mon] debug_mon = 20 debug_paxos = 1/5 debug_auth = 2 [osd] debug_osd = 1/5 debug_monc = 5/20 [mds] debug_mds = 1
-
各デーモンに共通するサブシステムの場合は、
関連情報
- Ceph サブシステム
- 実行時のロギング設定
- Red Hat Ceph Storage 6 の 設定ガイドの Ceph のデバッグおよびログ設定リファレンス の章